ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

——————————————





「うわー、人いっぱいだね!!!」

「そりゃ、遊園地だし」

当たり前だ、とでも言うような口ぶりにあたしは頬を膨らませる。

「いいじゃん!久しぶりなんだもん!!」

あたしは三鷹を置いてずんずん前へ進む。

なにさ。あたし一人浮かれててバカみたい・・・。

三鷹とのお出かけもあと何回出来るか・・・

「わからないのに・・・」

「何がわかんねぇの?」

「!?」

やば、声に出しちゃった!?

しどろもどろになっているあたしに首を傾げる三鷹。

だけどすぐにあたしに微笑み、あたしの手を取る。

笑顔と三鷹の行動に不意をつかれて顔が赤くなる。

「道わかんないなら案内してやるから大丈夫だし」

・・・は？んなことで焦ってたわけじゃないんすけど!?

半場あきれていたけど、三鷹の鈍感な優しさに思わず笑ってしまった。



そんなあなたが大好き・・・・————

どうか、あなたはずっと変らないでいて

ずっとあたしの傍にいて・・・———