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Re: Because you were「貴方がいたから」 ( No.42 )
日時: 2011/05/24 21:35
名前: ハルカ (ID: HijqWNdI)

Ⅳ【018】


三鷹side





——ボスッ 俺は帰って来てそうそうベットに勢いよく飛び込む。

あぁ…、保健室ん時の澪…可愛かったなあー。

【大好きだよ】…はないだろう!!?俺あれ聞いたとき死にそうだったもんっ!!!

つーか、俺が励ましたときの笑顔のピースもヤバかったな…。

俺は今日あったことを一人、ニヤニヤしながら振り返っていた。

ふと、下校中のときの澪を思い出す。

…なんか焦ってなかったか?まだ俺に隠し事してんのかな?

さっきまで浮いてた俺だけど、帰りの澪の様子が変だったことに気づき冷静になった。

…————  …ま、いっか。俺彼氏になったんだし。

少しの間考えていたが、ポジティブさで思わぬ方へ考えがいってしまった。

(いや、 むしろバカ?)

そしてまた、ニヤニヤを再開。今日はこの繰り返しばかりだ・・・。


——ピンポーン


「はーい」

インターホンが鳴り、母さんの返事が聞こえる。

どーせ、隣のおばさんだろ?

俺には関係ない、と思いながら再び今日のことを振り返ろうとした。

「そうだったの…、いいわよ!!…ちゃんなら大歓迎!!」

しかし、母さんのでか過ぎる声で再び現実に戻された。

ったく、誰が来たんだよ?ちょうど名前聞き取れなかったし…。

俺はベットから起き上がり部屋のドアの方を見た。

その時、部屋のドアが開き、見覚えのある人がそこに立っていた。

「…澪?…おま、どうしたんだ?」

突然の事に驚きを隠せない俺。

そんな俺を見て 澪はあはは、と力なく笑い、首を掻くしぐさをする。

ヤベ…。こんな時でさえ澪が可愛いと思う俺は重症だと思う。

そんな俺をよそに澪はとんでもない事を口にした。

「…今日、泊まらせていただきます」

…———



まじかぁああーーー!!!!??




一回切り