コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 「あたし達、双子ですっ!」 ☆コメください><☆ ( No.20 )
日時: 2010/07/17 18:54
名前: ☆愛未☆ (ID: 3JMHQnkb)

第4話 華音目線

華音と華恋が進級して、早いこと2ヶ月たった。


5時限目の学活の時間の時、華音の担任の川村先生がニコニコしながら言った。

「よしっ!みんな!今日は席替えだ!」

そういった瞬間、みんなが喜び始めた。

「やったぁ!席、また近くなるといいねっ!」

麻衣が華音にそういった。

「そうだね!」

くじを引いて、皆自分の席に着いた。

くじを見ると、華音は22番だった。

「よっしゃ!1番う〜しろ♪」

麻衣は17番だった。

「やだぁ、1番前じゃんっ!」

2人はすごく席が離れてしまった。

「残念だね、華音」

「うん。でもしょうがないよ」

そういって2人は新しい席に着いて座った。

「後ろって眺め良いんだなぁ・・・」

そうやってボーっとしてたら誰かに大きな声で話しかけられた。

「なぁ、鈴西!」

びくっとして、振り向いたらクラスで1番の盛り上げキャラの佐々木俊哉がいた。

「なに?」

華音は答えた。

「隣になった佐々木俊哉だ!よろしくなっ!」

「あ、う、うん。よろしく」

“言われなくても名前知ってるのに。やっぱ、佐々木って変わってるな”

華音は心の中で呟いた。



これからこの新しい席で、

華音は、

思いもよらなかったことが始まるのです—————。