コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 俺のトモダチは不思議ちゃん ( No.26 )
日時: 2010/07/22 20:45
名前: apple★ (ID: TLzyWqX6)

○−09



「そっそんな…無理無理無理…」


俺は直ぐ否定した。が、体は正直だった。
無意識に真帆ちゃんの手を握っていたのだ。


「…?」

「あっ…これは…」


断る理由も無かったので、
詰まるところOKと言ってしまった。

どうしよう、俺…



「伊槻〜!頼むから一緒に来てよ〜〜〜!!!」

「は?ふざけんな、明日俺は用事があんだよ。」


ついさっき真帆ちゃんと別れた。

その後の今、伊槻にしつこくお願いしている。
明日真帆ちゃんの家に一緒に来てくれ、と。
だけど伊槻はやっぱ伊槻だ。
こうやって頭下げて頼んでも、全くの拒否。


「伊槻の人でなしが!!!!」

「フン、何度でも言えばいい」

「はぁ〜…」

「だったら岡本にでも頼めば?」

「あっ、その手があった!」



−翌日−


「希〜咲ちゃ〜ん♪」

「和樹」

「ねえ今日さ、一緒に真帆ちゃん家いかない?」

「…真帆…?」

「そっか!希咲ちゃん2年から転校してきたから
 分かんないか。
 2-2組の伊倉真帆ちゃんって子!
 てか俺も昨日知ったんだけどね。」

「わあ!行きたい!…んだけど…
 ごめんね、今日蛙の解剖の日なの。
 だから無理!」

「…は…?」

「今日はね、月1の蛙の解剖のお時間なんだぁ。
 蛙のダッチ君を解剖するの!
 ダッチ君の体を…(ry」


不思議と残酷を兼ね備えてるぞこの子は…;;


「その用事、どうにかならない?」

「無理なんです。無理なんです!
 ダッチ君が言ってるの!
 切って〜解剖して〜って!」

「あっそうですか。(冷)」


どうしよう…マジ誰もいねえ…
長谷川ちゃんと田端っちもダメだったし…

仕方ない!!


清水の舞台から飛び下りるつもりで
真帆ちゃん宅と言う名の戦場に、行ってきまする!




  ・・・てか今回、こんな展開でいいんですか…。
               (カオス…)