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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- 第七話 勇者様、ハジメマシテ。 ( No.36 )
- 日時: 2010/07/25 08:28
- 名前: 明(元深キ漆黒ノ奏者) ◆bIhJ0C9VEw (ID: L1jL6eOs)
「まぁ、あれだ。さっさと行って来い」
もう嫌だ。ポケットにウサを詰め込んだ。
「一度死んだ命だ。なんだってやってやる!」
「じゃ、いってらっしゃい。あ、そうそう旅先でメイって魔神とあああああってゴブリンにあったらよろしく言っておいてくれ。じゃ」
そんな声が聞こえた瞬間俺は、森の中にいた。
「おい、ウサ。ここどこだ。」
「多分魔王様が位置を間違えたんじゃねぇかな。」
まおうさま、適当すぎます。
がしり、いきなり後ろから肩をつかまれる。
「にぃちゃん、なかなかいいねぇ。
お前、魔王退治のお供決定ね。拒否権はない。」
…は?
「えぇぇぇ!?」
俺はもの凄い声で叫んだ。
(ちょ、ウサ、コイツ誰!?)
(あ、コイツが勇者。)
勇者のクセに強引じゃねぇかよ。
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