コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

短編、短編w ( No.71 )
日時: 2010/07/31 11:05
名前: 明 ◆bIhJ0C9VEw (ID: BKGAQbzV)

ウサ「と、いうわけで、ちょいと番外編。」
魔王「けしてネタ切れじゃないそうだ。」
勇者「今回俺の出番少ないんだけど。」
明星「や、そもそも主人公は俺っす。」

〜番外編『乙女な魔王の一日?』〜

「まっぉうさま!」

唐突に、声が聞こえた。

「なんだ、明星、貴様か。何か用か?」
「いやぁ、用って程でもないんですけどね。」

そっと差し出されたのは、真っ白なウサギ。

「なんだ、これは?」
「旅先で見つけたんで、まおうさまに、と。
マスコットなんですけど、気に入りませんでしたか?」

しゅん、とする明星。
いや、気に入らないわけじゃないが、素直に喜んだら、プライドが許さない。

「別に、貰ってやっていいぞ」

プイ、っとそっぽを向く。
これで、お前も我から興味などなくなるだろう?

「可愛いなぁ、魔王さまは。」

ふわっと体が浮く。

「おまっ!?何やってるんだ!おろせ!俺はお姫様抱っこなんてされたくない!!」

「いやぁ、その割には、顔、真っ赤ですよ。」

目の前でにっこりと笑う明星。
やばい、殴り殺したい。

「___」
「?嬉しいんすか。」
「このっ…へんたいがぁぁぁっ!!」



ウサ「このあと、真っ赤なはれた頬をした明星が俺の前に現れた。あの時は驚いたわ。」
明星「まおうさまったら、ツンデレなんだから。」
勇者「正直、同性にそこまでゾッコンできるお前が怖いよ。」
明星「いや、俺はツンデレが好きなんです。ツンデレなら男も女も関係ないっす。」
ウサ・勇者・魔王「やはり変態かっ!!」


完。
作者「ごめん、真剣にネタが切れたので、皆さんのアンケートのヤツで作ってみました。真剣にごめんなさい。苦情はいつでも受け付けます。」