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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- story1-1 ( No.4 )
- 日時: 2010/07/18 22:10
- 名前: 灰猫 ◆vMsFzxQbBc (ID: Z5bWY0rP)
なんでもない一日の始まり
いつも通りの日常
非日常に憧れていた中学時代はどこへやら
すっかり高校生活を満喫している俺
受験に失敗した俺は、すべり止めで受かっていた私立校にすっかり馴染んでいた
まだ一年の一学期だというのにすっかり通いなれた通学路は見慣れた風景で溢れている
持ち前の順応力でクラスの全員とはすっかり親しくなり
なんだかんだやっぱり高校は楽しい
「おーい!祥!」
「ん?……なんだ咲かよ、どうしたんだ?」
「どうした?よく聞いてくれたな!実は俺、新しい彼女ができたんだよ!」
……今月で何回目だろうか
こいつのこの台詞を聞くのは……
「……おめでとう」
「ありがとよっ!あぁ、徹夜したかいがあったわ、後二人でクリアだ」
……こいつの言う“彼女”とは、
俗に言う「ギャルゲー」のキャラの事だ
完璧なまでにカッコイイこいつは残念な事に二次元オタクで
決め台詞が「ごめん、俺二次元にしか興味が無い」という残念極まりない言葉だ
そして更に残念なのが、俺はこいつと一番気があって仲が良いということだ
どんまい、俺
あ、言っておくが、俺は二次元とかそういうのにはあまり興味が
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