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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- story1-2 ( No.8 )
- 日時: 2010/07/18 22:08
- 名前: 灰猫 ◆vMsFzxQbBc (ID: Z5bWY0rP)
教室へ入り、朝の挨拶をすると皆が一斉に俺を見てきた
……え?
ちょ、なにこの目……
「祥!お前、机来い!」
……はい?
恐る恐る人だかりができた自分の机へ向かうと
俺はとんでもないものを目にしてしまった
「……こ、これは」
机の中央におかれたピンクで縁取りされた白い封筒
右端には俺の名前が書いてあった
……おい、こ、これってまさか
まさか、俗に言う……
「ラブ……レター……?」
な、何故、何故こんな堂々と机に!?
普通靴箱とかそういう……
周りが騒がしく声を上げているのに気づくと俺は冷静にこの手紙について考え直した
いや、今時こんなラブレターなんて本当にあるわけが無い
そう、これは……誰かの悪戯……
悪戯にしか思えない
「よかったな祥!春が来たな!」
「うるせえ、どうせ悪戯だろ?こんなん俺にやってどうすんだよまったく」
冷静を装ってクールに決め込む俺
……正直ほんの少しは期待した
でも、ありえないだろ……うん、そう、悪戯だ
俺は騒いでる奴らを落ち着かせるとこっそりトイレに向かって手紙を読んだ
内容は
「初めて会ってからアナタが気になって
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