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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- story2-1 ( No.10 )
- 日時: 2010/07/18 22:12
- 名前: 灰猫 ◆vMsFzxQbBc (ID: Z5bWY0rP)
昼休みまではあっという間に時は過ぎていった
あれこれ考えている内に気づけば昼休みになっており
俺はあわてて昼飯を腹に詰め込むといつもより足取りを速めて屋上へ向かった
……ちょっと早すぎたか?
まあ、誰もいなければそれはそれで屋上で昼休みを過ごせば良いか……
俺は息を整えると屋上のドアを開けた
……?
ドアを開けると空を眺める一人の少女が視界に入った
長い髪を二つにくくったまるで文学少女のようなその少女は
見慣れた人物だった
「委員長……?」
「あ、河野君……?」
その少女は俺のクラスの学級委員長、藤崎朱音だった
……え、まさか、手紙の差出人って……委員長!?
まさか、俺、あんま委員長とは喋った事ないんだけど……
「手紙って……委員長が?」
「……うん」
え、えええええええ!?
まじで!?いや、え、だって、委員長!?
「ちょっ、な、なんで委員長が俺なんかに!?」
「河野君その言い方酷いよー。理由なんか決まってるじゃない」
委員長はクスクスと小さく笑った
いや、俺…あんま委員長の事知らないし
つーか、こんな可愛い子ならアリか?いや、でも……
まじ
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