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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- story1-1 ( No.22 )
- 日時: 2010/07/18 22:29
- 名前: 灰猫 ◆vMsFzxQbBc (ID: Z5bWY0rP)
さて、どう説明すればいいのだろう
朝、いつも通りの通学路、見慣れた風景
いつもと違うのは……
両手に花
そう、まさに今俺は、両手に花状態
普通なこの上ない幸せ状態なのだが、俺にはこの状態が
ただの拷問にしかなっていない
まあ、確かに女の子に挟まれて嬉しくないと言えば嘘になる
が、
挟まれているその二人の少女が
昨日、突然俺に告白してきた二人となると……
ただ気まずいだけである
一人はとても可愛らしい優等生の委員長
もう一人はと言うと……
俺にカッターを突きつけて無表情で「好きだ」と言ってきた
かなり頭のおかしいイカレた
まるで漫画やアニメにでもでてくるような美少女
しかも頭のおかしい少女の方はと言うと
俺の腕にしがみついて手首にカッターを近づけながら
「殺してもいいですか?」
と、かなり物騒な事を聞いてきている
ハッキリ言ってめちゃくちゃ怖い
「あはは、河野君に気安く触れるなんて……如月さんったら……ふふっ」
にこにことしならがら委員長が如月に語りかけた
……委員長、その笑み……
めちゃくちゃ怖いです
「藤崎さんどうかしましたか?私は祥太さんを愛しているの
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