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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 私の好きな人 オリキャラ募集中! ( No.16 )
- 日時: 2010/07/31 09:02
- 名前: 優衣香 ◆61VSp9/g2M (ID: 4m8qOgn5)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode
第九話
「よっ、久しぶり」
輝ぅ???!
「輝?輝!久しぶり」
そして、私が好きなあの輝の笑顔が戻ってきた———
実は、裕斗ばっか話しかけてきて、全然輝と話せなかったんだ。
「あのさ、重要なこと最後に志保に伝えたくて。」
「何?」
少し、私が期待していたのが馬鹿でした。
そう、私の期待はただ一つ。
“輝に告白されること”
だけど、私の期待とは反対に———
「実は、もう志保には会えないんだ」
えっ??!
「何で?何で??なんで?!もう、生き返ったっていってたじゃん…なんで?輝ぅ。」
私は、輝の悲しさも背負っていたのかもしれません。
「嘘。 そんなわけないよ。ただ、犬になっちゃうだけ。生まれ変わったのが、犬だったんだ。」
「なっ、名前は??」
「……ポチ……」
ポチ……ポチ?それは、犬の代表的名前だ。
犬の名前なら、“チョコ”とか色々あるが、コイツ、人間では輝なのが、何で“ポチ”??
「それが、今日、7月20日の21時なんだ」
「その時間に、ポチに生まれ変わるんだね??」
私は少し、息を飲んだ。
なんてったって、輝が犬のポチに変わっちゃうんだから———
「ちなみに、犬種は??」
トイ・プードルとかだったら、ポチは変だよね。
だから、柴犬なはず———…たぶん。
「ととっ…」
まさか?!!
「トイ・マンチェスター・テリア……」
「………∑(;‾□‾A」
トイ・マンチェスター・テリアって聞いたことないよ———???
「それでさ、志保ん家で飼ってくれないかな??」
——————…??!!!!
この時の私には、あんなことは想像できなかった。
あんな、“奇跡”想像も空想も幻想も妄想もしてなかったや————
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