ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

「ん？父さんならメイド喫茶・・・じゃなくてパチンコ屋にいったんじゃない」

いろいろ突っ込むところがありあすぎだ。
まず何故そんな父さんを止めないんだ。
そしてなぜメイド喫茶と全て行ってから訂正するんだ。
そしてパチンコ屋に訂正するのはどうかと想う。

・・・・・・・・・・この親は本当に父さんを愛しているんだろうか。

「はぁ・・・もういいよ。じゃあ俺は父さんの偵察に」

「（ガシッ）待ちなさい。まさかメイド喫茶に行くわけじゃぁないわよねぇぇぇ」

黒い笑顔で肩をかなりの握力で握られる俺。
何故夫はよくて息子はダメなのかその理由を教えてほしい。
それにしても・・・・・・・・・そんなことを聞くなんて母さんもまだまだだなぁ。

「ははっ。何言ってるの?母さん。」

「そうよねぇ。悪かったわ」

あらぬ誤解を受けさせてしまったようだ。
母さんには悪いことしたようだ。
仕方ない、ちゃんともう一回いっておくか。

「行くにきまって」

言い終わる前に何故か俺は今かなり流れの速い河の上にひもで縛られて母さんに引きずられている。

「って、え!?!?!?母さん待て待てぇぇぇぇぇ!!!!!!!」

おかしい。何故この母親は息子をいとも簡単に捨てようとするのだろう。
そしてこの通りはいつも人がいるのに何故今は一人もいないんだろう。
それは俺の母親がいるからだろうか。

「・・・・・・・・・・・・？誰だろ、あれ」

誰かが遠くの方を通った。
目を懲らしてみると・・・・・・・・
それは、

「ゆ、いな?」