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Re: ♯××デレ!♯ツンデレ編うp ( No.23 )
日時: 2010/07/25 23:54
名前: 黒蝶 (ID: kMhI8rct)

「べ、別に早く答えてほしいわけじゃないんだからねっ!?」

そう言われてもどう答えようか迷う俺。
どうしたらいいんだろ。
待ってなんて言える雰囲気じゃないし。

「YESかNOで答えて」

・・・初めてな気がする。
初めてまっすぐに自分を見てもらえた。
・・・・・・・・・・・・・・・こういう時の女の子って——————・・・・・・・・・・・・・・・可愛い。

と想う気がするかもしれない。

「あ、の・・・・・・・・・・・ね」

俺が返事を迷っていると結奈は俯いてしまった。
・・・・・・もしかしてNOだからどう答えるか迷ってるんじゃないかって勘違いされてる?
そ、それだったら困るんだけど。
それ、盛大な勘違いだからね!?
NOじゃないからね!?

あ、————————まるで俺、好きみたいじゃん。

「あ、あのね。えっと・・・・・・・・・」

腹をくくれ俺!
さぁ・・・・・・・・・どう答えよう・・・・・!!
う・・・・・・・・・・・俺はそもそも好きなのか?
嫌いでは、無い。
好き・・・・・・・・・・・・・・・なのかな。
分からない。

「あのね。俺・・・・・・君のこと嫌いじゃないよ。でも好きなのかって聞かれたら分からない」

結奈は俺のことを哀しそうな目でみてきた。
でも待って。
俺の気持ち、正直に言わせてよ。

「・・・・・・・・・・・だから、君のこと好きになる時間を頂戴。」

結奈は俺の顔を吃驚したような顔でみてくる。
まぁ、確かにそうだよな。
そう言われたら吃驚だよな。

「そ、それってつまり・・・・・・・・・・・・?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・YEs」

はずかしくて最後の方声小さくなっちゃたじゃん。
うっ。でもまじで恥ずかしい・・・・・・・・。

「ほ、本当!?」

「・・・うん。付き合った方が君と会いやすいだろ?だから頑張って俺の気持ちを君に傾かせてみせてよ————」

なんて言いかけた瞬間。
俺の唇と結奈の唇が・・・・・・・・・・・・
マウストゥーマウス
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

「はっ、えっ!?」

なんていう声を出してるんだ俺。
ちょっと恥ずかしいけど結奈を方を見たら、結奈が俺に向かって人差し指を向けて言ってきた。

「ぜ、絶対に振り向かせて見せるんだからねっ!!!」



___第1章#ツンデレEND