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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: ♯××デレ!♯ツンデレ編完結 ( No.25 )
- 日時: 2010/07/26 13:25
- 名前: 黒蝶 (ID: 1DXeiWDK)
第2章#ヤンデレ
「・・・・・・・・・龍希(りゅうき)、帰るよ」
「待て待て愛桜(あいら)、俺は今日友達と」
言いかけた瞬間、俺はガシッと、そうガシッと
肩を掴まれて引きずられていった。
愛桜は極度のヤンデレで病んでいた少女が恋をして普通になるというのではなく、病んでる少女が恋をしているだけなのだ。
そしてその相手が、俺。
止めてくれ。まだ生きていたいんだけど。
「愛桜ちゃーん、そんな奴のどこがいいの?」
クラスメイトが愛桜に言った。
俺の心配は無いのか。
最近信頼関係が蝕まれていってる気がする。
「・・・・・・・・・・・・・・・全部」
そう言って少し仄めくところは可愛い。
断言できるぞ。好きじゃないが。
一応、学年主席の容姿端麗なアレな少女。
そう・・・アレ・・・・・・・・・・・
なんで、病んでるんだ・・・・・・・・・・・
それじゃなければ俺はウハウハライフなのに・・・。
「龍希、放課後デートはどこにいく?」
「そうだな・・・・・・・・保育所の校庭にでもいっておけ」
適当にあしらっておく。
しかし、愛桜は伊達に学年主席ではなかった。
「未来の子供のために・・・・・・?龍希・・・子供なんて早すぎるよ」
すげぇぞ。流石に俺はそこまで考えられない。
っていうかさっきから握られてる肩が変なバキッという音が聞こえるのは俺だけでしょうか。
あ、関節外れたかも。
「って、ぎゃああああああああああああああああああ!!肩がぁぁぁぁ!!!」
そんな俺に気づいた愛桜がこっちに駆け寄ってくる。
俺の肩を摩って・・・
「大丈夫?痛いなら肩切ってあげる。片腕は私が貰うね・・・・・・・・・」
摩って、ナイフを取り出した。
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