ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

１４

待ちに待った月曜日。

“早く悠也くんに会いたい”

いつもは6時に起きるのに、今日は何故か5時に起きてしまった。


朝、友里ちゃんと登校。

あたしは、友里ちゃんに夏休みの予定を聞いてみた。

話によると、友里ちゃんは友達と一緒にカラオケに行く予定らしい。

あたしは・・・

えへへへ♪楽しみだなぁ。


学校に着き、悠也くんがいたので話しかけようとしたけど、


やっぱあたし、だめだっ！！

1人で「一緒にみんなで遊びに行こう？」なんて誘えないっ！

うわーん！！あたしの意気地なしっ!!!!


結局、朝のうちには言えなかった。


紗江に訳を話して、紗江も言ってくれることになった。

紗江〜!!心の友よ〜!!

1時間目が終わったあと、紗江が言ってくれた。

「悠也くん、茅穂が言いたいことがあるんだって」
「え、なに？」

あたしは思い切って言ってみた。

「あのさっ、悠也くんって7月25日って空いてる？」

悠也くんはびっくりしてたけど、申し訳なさそうに

「あー、その日は面接なんだ」

のわぁぁぁ！！

でもあたし、負けないもんっ!!

「じゃ、お盆の最初は？」
「その日からばぁちゃん家行くからその日も無理」
「じゃあ、7月27日は？」
「・・・ちょっと待って」

そう言って悠也くんは自分のバックから予定表を取り出して27日の予定をチェック。

「・・・うん、27日は午後なら空いてるけど、どうかした？」

来たっ!!あたし、頑張れ！！

「あの、ね、あたしとひーちゃんと竜と悠也くんの4人で、遊びに行こうと思って・・・いい？」

あたし、最初噛んだぁぁ!!!

ダメか・・・な・・・？

「うん、いいよっ」

嘘！

「本当？いいの？」
「うん、いいよっ」

まじですかぁぁ！！

やったぁぁ！！悠也くんがOK出してくれたぁ！！


あとは竜の予定を聞くだけだっ。

うわぁ！！今から夏休み、とっても楽しみになってきた！！



鈴野茅穂、今年の夏は楽しく過ごせそうです。