コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 恋って、難しいね ☆実話☆ ( No.119 )
- 日時: 2010/08/01 20:06
- 名前: 仁菜 ◆UzHpQelzmA (ID: 3JMHQnkb)
15
昼休み。
あたしはひーちゃんのクラスに向かった。
ひーちゃんのクラスに、明季ちゃんがいた。
でも、今のあたしには関係ない。
なんて言ったって、悠也くんたちと遊びに行くからね!
「ひーちゃん!竜に言っておいてくれた?」
「ごめんっ!まだ言ってない・・・」
「え!じゃ、今から竜の教室に行くか」
竜のクラスはひーちゃんのクラスの隣。
竜が、いた。
「竜!ちょっと来て!!」
ひーちゃんが呼ぶと、すぐに来た。
「なに?」
「あのさ、27日って空いてる?」
「27日?んーちょい待ち」
そう言って予定表をチェック。
「んー、その日、午後練だから無理」
なっなんですとっ!?
「なんで?」
竜が聞く。
「あのね、あたしとひーちゃんと竜と悠也くんの4人で遊びに行こうと思って」
「あーはいはい。そういう事」
「じゃ、ほかの日ならいつ空いてる?」
竜はもう1回予定表を見る。
「25日なら空いてるけど?」
「25日は悠也くん面接なんだって」
「んー・・・分かんね」
なんで分かんないんだっ!!
「夏休み中じゃなくてもいいんじゃねーの?」
「「だめなのっ!!」」
あたしとひーちゃんがはもった。
「はい・・・」
真剣になった竜。
「竜の部活がお休みの日はいつなの?」
ひーちゃんが聞く。
「俺が休みなのは・・・31日と1日と・・・」
「31日はお祭りでしょ?」
「あ、そっか」
「それと、悠也くん、1日は部活休みだけど用事が入ってるって」
うわっ、全然予定が決まらないよぉ。
キーンコーンカーンコーン・・・
タイムリミット。
「ど、どうするのっ!?」
もうあたし、パニック状態。
「鈴野の担任テニス部顧問だから、午後練ない日、ちょっと聞いてみてよ」
「うん、分かった。」
ここであたし達3人は別れた。
これで午後練がない日に悠也くんが部活だったら—————。
やっぱり、部活動が皆ばらばらだと、思いどうりに計画が立てられないなぁ・・・。
悠也くんがダメで、竜もダメだったら・・・
どうしたらいいの?