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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 恋って、難しいね ☆実話☆ ( No.146 )
- 日時: 2010/08/03 20:53
- 名前: 仁菜 ◆UzHpQelzmA (ID: L7bcLqD7)
22
少し経ってからひーちゃんから電話。
あたしはすぐに出た。
「はい鈴野です」
「あ、池下ですけど〜」
「あ、ひーちゃん、竜なんか言ってた?」
「それが、いなかったんだよ」
なんだとっ!!
「まだ、部活から帰ってないとか?」
「ううん、だってもう2時だよ」
そっか。
じゃあ、なんで竜はいないの?
「茅穂ちゃん、悠也くんに電話かけちゃいなよ」
「エッ!!無理無理無理」
「なんで?電話番号知ってるでしょ?」
「知ってるけど、恥ずかしいもん」
恥ずかしくってあたし死ぬもんっ!!
「がんばってよ〜うちだって竜ん家電話したんだから」
う・・・
「・・・分かった。また電話する」
「頑張ってね」
そういって電話を切った。
え〜と悠也くんの電話番号は・・・
あたしは連絡網を見る。
ピッ、ピッ、ピッ、
1つずつ丁寧にボタンを押す。
ま、間違ってないかな・・・
ドキドキしながら受話器を耳に当てる。
トゥルルルルル
・・・
「はい、川島です」
きたっ!!
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