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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 恋って、難しいね ☆実話☆ ( No.38 )
- 日時: 2010/07/24 15:37
- 名前: 仁菜 (ID: 3JMHQnkb)
6
宿泊学習が終わってからもう2週間。
5月に入り、前よりもクラスが落ち着いてきた。
ちょうどこの日の帰りの会に、席替えがあった。
今の席は出席番号順のため、茅穂は悠也くんと席は離れている。
(なにせ、「川島」と「鈴野」だからね・・・)
ちょっと茅穂は、悠也くんと隣になれるかどうか気になっていた。
くじを引いて、自分の席に戻りながらくじをみた。
紙には大きく「8」と書かれてあった。
茅穂の新しい席は前から3番目。
“悠也くんは、何処になったのかな・・・?”
気になってしょうがなかった。
その時、ある男子が悠也くんに話しかけていた。
「悠也、何番だった?」
「俺は17番。」
17番〜!!??
あたしは黒板を見た。
17番は一番裏の席。
そんなぁ〜!後姿も見れないじゃんかぁ〜!!
ショックを受けながら新しい席まで机を動かした。
「ここ、かぁ・・・」
小さくため息をつきながら1番後ろを見た。
そしたらなんと!
あたしの席の列と同じだったのだ!
うわぁぁぁ!なんてこったぁ!
テストを集めるのもプリント集めるのも
全部後ろの悠也くんの手に回る事に・・・。
あたし、頭悪いのに・・・。
今日からでも、勉強ちゃんとしよう。
うん、そうしよう。
明日が憂鬱になってしまった茅穂でした。
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