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『翼〜〜あれほど言っただろう！！　学校では大人しくしてろって！！！』

『初日からあんなことするなんて・・・翼、目立ちたがり屋さん！？だったの』



どっどうしよう・・・・・・

なんか・・最終的に向きになってた・・・
絶対、怒られる！！

ほぉら・・
何ですか・・この人数・・・・・・・・

『良くやったぁ〜〜!!　一年生かぁー!?　名前なんて言うんだぁ〜〜!!』

『かっかっこいいですわ〜〜!!』

ホントにここは、お金持ち学校なのか・・

『こらぁーー　授業始まってんだから、教室入りなさい——!!　・・あら、あなたは!?』

授業のチャイムが鳴り始めた・・

「ええっと・・、今日から、この学校にお世話になる伊野上翼です!!　よっ宜しくお願いします!!!』

『ああ〜、理事長の娘さんね!!　そっくりね、確か・・翼さんのクラスはこっちよ!』

この人が、教師・・・!?
何か心配だなーー



『はい、ここ!!　あなたのクラス１年Ａ組!!　そして私がここの担任、水沢　友紀（みずさわ　ゆき）新任だけど、よろしくねん♪』

「はっ・・はい・・・宜しくお願いします」

なんか、着いていけない・・この人

『私が言ったら入って来てねぇ〜〜!!』

「あっ・・はい・・」

だっ・・大丈夫かな・・この先生・・・

『そんじゃぁ〜〜入って来てぇ〜〜!!』

教室のドアを開けた途端、一斉にざわめきが走る！！　
『さっきの男４人をやっつけた女だ〜〜!!　このクラスだったんだぁーー！！』

『凄い凄い!　あの子が居たら、私たち何も怖くない!!』

・・・ははは。。。
ですよねぇ〜〜

「はいはい、静かに!!　んじゃー自己紹介宜しく!!!」

「伊野上翼と言います!!　さっきの事は・・・取り合えず、気にしないでください!!!　まだこの学校の事を良く知らないので、迷惑を掛けないように頑張ります！！　宜しくお願いします!!!」

まぁーーこんなもんだろう・・

「ありがとう!!　翼さんはあそこの空いてる席に座っちゃってくださいーー！！！」


『よろしくなぁーー　伊野上さん！！』

「よっよろしく・・」

良かったーー隣りが女の人で・・・

「それじゃあー授業始めま〜す!!」



３０分後・・

「はい、終わり!!　お疲れさん！」

チャイムと同時に号令で終わった

『伊野上さん、あたしの名前は、倉木　奈々（くらき　なな）うちん事、ななって呼んでなぁーー翼って読んでもええかぁ!?』

「あっはい・・どうぞ」

『ほな、よろしくな〜〜つばさ!!!』


初めて出来た友達は、何やらとてもフレンドリーな方でした・・