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Re: 未知なる世界へ ( No.14 )
日時: 2010/11/10 09:51
名前: ナナ (ID: uzSa1/Mq)

 6話 異なる文化


地上から足が離れしばらくたった。


 そして今さっき再び地上に足が着いたのだった。
 アイラはゆっくりと瞳を開いていく。

「まぶしぃー」

 目の前には綺麗な青空、泉が広がっており周りには木々が立っていた。


 さっきまでいた世界とは全く違う光景……改めて異世界に着いたのだと確信した。

 アイラはここが何処なのかと思い隣のイルを見る。

「ねぇ、イ……イル!!」

 目を見開き顔が青ざめていくのが分かった。


     ———イルがいないのだ———


 でも手はまだ暖かく、ついさっきまでイルの手を握っていたのが分かった。


 アイラは焦り

「どうしよう…?私、異世界はじめてなのに……イル何処にいっちゃったの……」
 
 不安と今にも泣きだしそうな気持が入り混じる。

 無意識のうちにネックレスを握っていたことに気づきイルに言われたことを思い出す

『離れていても一緒……』

 アイラはここにいても何もはじまらない、イルを捜すためにも歩きはじめるのであった。


 歩いて行くと洋式の建物がたくさん並んでいた。元いた世界と街並みは似ていたので少しホッとしていた。

 街に入ろうとするがピタッと立ち止り自分の服を見る。ここの人たちと全く服が違うのだ。アイラはワンピースの様な服にシルクのパーカーをはおっていた。
しかしここの人たちは女性はドレスのような服、男性は燕尾服のような服をみにつけていた。



 まるで……おとぎの世界のようだった。


続く


いよいよ新しいところにはいれました(#^.^#)
これからは更新が遅くなります(−−〆)
ごめんなさい

あと、ここからはイルとアイラに別れて書いていきたいと思います。