コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 未知なる世界にご招待 ☆キャラ募集中☆ ( No.71 )
- 日時: 2010/12/31 18:30
- 名前: ナナ (ID: Tj9sX3SJ)
- 参照: http://www.kakiko.cc/bbs2/index.cgi?mode
17話 ——舞踏会——
アルヴェルとが去ってからすぐにフィンはやって来た。
「遅くなってすみませんアイラさん、では中に入りましょう」
アイラは思わず口を開いたままフィンに見とれていた。
金髪の髪は相変わらずだったが普段来ている黒の燕尾服ではなく白い燕尾服を着ていた……より一層王子様だ、とアイラは心の中で呟いていた。
「アイラさん? どうかされました?」
アイラは我に帰り
「何でもないです、行きましよう」
と微笑みながら言う。
中に入るとアイラが思った通り綺麗な人やかっこいい人がたくさんいた…
そしてアイラは自分とフィンが一緒に居て釣り合わないのではないかと心配だった。
……しかしそんな心配もフィンと一緒に居ることで吹き飛びご馳走を食べたり初めて会った自分と同じ年頃の子とも話せ楽しい一時を過ごしていた……イルを忘れてしまうくらい……その方がアイラにとっても幸せだったのかも知れない。
すると突如周りが暗くなる……一人の人物にスポットライトがあたる。そこにはこの世のものとは思えないくらいの綺麗な青い服を着た女の人がいた。
アイラはフィンにすぐさま
「あの人は……?」
と聞いた。
するとフィンは目線をその人からずらさずに
「麗凛様だよ……黒髪をポニーテイルに束ねていて瞳はエメラルドグリーン、とっても綺麗な……神様だよ。」
と答え優しいまなざしで見つめていた。
「この方が麗凛様です……このおとぎの世界を作ったとされる神様」
隣にいた麗凛の付き人が言った…
アイラは心の中でイルを思い出しこの世界を作った麗凛様は世界についていろいろと知っているのではと思った。そしてフィンに目を移す……麗凛様の事が好きなのかな……実るといいなぁと微笑みながら思っていた。
そんな事を考えてると音楽がかかりだした……フィンがアイラの手をとる、しかしアイラは首を振り
「麗凛様の所に行って下さい、私は見ています……さぁ早く……失わない内に」
フィンは少し赤くなりながら
「アイラさん、ありがとう」
そう言い小走りで麗凛に寄り話し終わると二人とも顔を赤くしていた……幸せそうだった。
アイラは思う……
—イル……私の好きな貴方は何処に居ますか?—
逢いたいよ……イル、今すぐに
そんな事を思っていると急に辺りがまぶしく輝きだす。
そしてアイラのネックレスはより一層光りだす。
アイラは覚えていた……この光、まさか!?
まぶしくて目を瞑る……
続く
今日は更新頑張りました(#^.^#)
枝紅様が考えてくれた麗凛も出せたので良かったです☆彡
本当にありがとうございます♪
次回はおとぎの世界とおもちゃの世界を繋げて書きます\(◎o◎)/!
(軽いネタばれです((汗)