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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 未知なる世界にご招待 ☆キャラ募集中☆ ( No.74 )
- 日時: 2010/11/10 10:57
- 名前: ナナ (ID: uzSa1/Mq)
- 参照: http://www.kakiko.cc/bbs2/index.cgi?mode
18話 ……世界が繋がる瞬間
—おとぎの世界—
辺りに居た人達は光に包み込まれていった。
アイラはフィンと麗凛が心配だったが一瞬だが二人が一緒に居たのが見え安心した……
そして思う……この光とネックレス……関わりがあるのは……イル……だったら
—イルがこの世界に存在している—
—おもちゃの世界—
イルはそのあとキリアとある約束をして別れた。
それは……
—必ず大人たちの世界と繋げると—
その言葉を胸にネックレスを握りしめる……
そして、自分の逢いたい人を思い浮かべる……
—アイラ……今逢いに行くよ—
眩い光に辺り一面とイルは包まれていった。
—おとぎの世界—
眩い光がだんだんとおさまって行く。
ネックレスに導かれるように光の中央に歩み寄る。
誰か居る……
見覚えのある人影、その人物もアイラに歩み寄る。
二人は徐々に近く……お互いの顔が見えアイラは瞳に涙をため微笑んでいた……イルはただ笑ってただけだった。
—永遠の幸せは簡単には手に出来ない—
二人の指先があと少しで触れる瞬間……
—アイラの姿が一瞬にして消えてしまった—
「……えっ……」
その時アイラの小さい声だけが何故かこだましていた。
光が消え、イルの姿が周りの者たちにも見えるようになった。
しかし誰も声をかけることはなかった…むしろ誰もイルの存在に気づいていなかった。
イルはただ呆然とガラスの床にしゃがみこむのだった……
その時、
『カチャン……』
と小さな音がした事に気づく者はいなかった。
続く
やっとおとぎの世界(アイラ編)とおもちゃの世界が完結出来ましたぁ(*^^)v
終わり方はかなり暗いですね…w((泣
次回からは新章スタートですっ(^O^)/
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