コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: ざけんじゃねぇッ!と言う少年と少女の物語(夏休み編 ( No.162 )
- 日時: 2010/09/22 18:12
- 名前: ハッチしゃn (ID: ymYDaoPE)
第22話「プールってどこのプールよ!!」
ダークネス事件から一週間後、この物語の主人公
尾崎浩太は、その事件での損傷によって入院していた。だが、退院は明日だと医者から告げられる。
そんな中、彼は402号室にて、ベッドの上で寝そべっている。片手には飽きてしまったのだろうか、DSが握られていた。そのDSも、時間が経ったために電源が自動に切れている。
それを握っている尾崎浩太は目をうつろにしながら考えていた。あどけない眠気も覚めたはずの尾崎浩太は七日間という時間を病院で過ごしたがために、頭の中がもやもやとした、訳の分からないストレスがたまっていた。
それには二つの理由があった。まず一つ目は尾崎浩太になぜか友人がこないと言う事。(事実上、尾崎の退院するまでは外部との関連性を出すなと言う事で携帯と同様に外出許可、なお尾崎への面会は、あまり許可は許されていないためだ)。二つ目は、・・・。
「・・・なんでぇ、補習増加させられたんだぁぁああああああああっ!!!!」
必死に戦ったことによる損傷で、入院していた彼は、その一週間の入院の中で、その一週間の補習授業を受けていない事になったのだ。このたび、尾崎浩太の携帯には、担任教師の美佐坂先生からこのようなメールが届いていた。(事実上、尾崎の入院しているという情報は外部へと”届かれていない”そのため、担任教師は”知らない”)
— おはようございます、尾崎浩太君。あなたは平気で補習授業をサボりましたね。無断欠席とも同様です。ですので、来週は補習は有りませんが、再来週から補習授業を始めます。それと、無断欠席の罰として、七日間+七日間。二週間の補習授業をさせますので、頑張っていきましょうね☆ −
彼の夏休みの優しい時間は、この入院期間で満たされてしまいそうだ。彼は嘆く。とてもとても嘆く。
「地獄だぁーーッ!」
ベッドの横でトッポを食べているポタコンは、尾崎の哀れさに深く同情した。
(・・・どんだけ不幸やねん・・・)と。