コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 言ってやるよ! ざけんじゃねぇ!!ってなぁ! ( No.26 )
日時: 2010/07/30 22:01
名前: ハッチしゃn (ID: ymYDaoPE)

第五話「ポリス・スタデント」1/2



今日は土曜日。

一週間に二度しかない休日の一つだ。

俺みたいな学生ならめちゃくちゃ嬉しい一日だが、昨日の無断欠席の事を考えるとそうもできない。

そろそろ成績の付く一学期末。

そんなときに俺は、金曜日の時間割が運悪く五教科すべて欠席したのだ。

神様、あんたどこにいんですかね?

と毎回毎回想うことだが・・・・せっかくの休日が気乗りしないのはテンションが下がる。

昨日俺はあのまま寝て、気づいたのが夜の七時だった。どうやら俺の能力は、力が強い分、体力を一番使うということだ。

だからレベル1で行ったのが悪いと思ったんだが、行わなかったら経験値は上がらないし、まぁしてよかったんだろうと決められて終わった。

さて・・・そろそろ手持ちの金は三ケタだけになってしまった。気乗りはしないが銀行へ行こうと思う。

家賃の返す期日も近くなってるからな。

「それで・・・そのギンコウってなんですか」

アンドロイドに突っ込んでいいのだろうか?

今 俺は玄関先にいるが、出ようとしたところでそう言われた。いきなり言われるとどう反応していいのか・・・。

「えっとな・・・お金が保存されてるとこだよ。だから今それを取りに行くんだよ」

「僕も連れてって」

「なんで?」

興味しんしんで興奮を抑えきれないような顔をしている。そこらへんプログラムしとけよと思うんだが。

「実は、僕、頭の中に入ってない知能を入れるのが好きで、どうしても気になって」

んん・・・・まぁ・・・いいか。

いざとなった時は助けにもなるしな。

「ああ、分かった。じゃ、行こうぜ」


—これが事件に巻き込まれるとは思わなかった。−

——別にポタコンが原因ではなかったたんだが。

というか俺の運がなさすぎただけで——


銀行——


「これが・・・ATM?!」

「そ。金が保存してあんの。あ、勝手にいじんな!」

俺は拳をポタコンの頭に突撃させる。

さすがにこれが壊れたら俺の人生は終わりだ。

そしてマネーカードに2万ほど入れてから、帰ろうとした時だ・・・。


まぁ定番の「手を挙げろ!そこのカードに1億円だ!」

となった。・・・・最悪だ。