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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 言ってやるよ!ざけんじゃねぇ!ってなぁ!(コメください>< ( No.34 )
- 日時: 2010/08/02 14:00
- 名前: ハッチしゃn (ID: ymYDaoPE)
第七「レベル9を生みだす使徒」
「待ちなさいよ。」
坂条は、闇の奥に消えた少年に話しかける。いるかいないかは分からないが、反応は示した。
「ん?」
「あたしを殺すなら、今殺しなさいよ」
少年はくだらないと思ったのか、缶を蹴り上げた音を響かせ、気配が消えた。
「・・・なんで無視すんのよ。ちくしょう!」
坂条はすぐさまに北武市へと走って行った。
「それにしても、まだ帰ってこないのか?」
「・・・・お姉ちゃん、ゲームとか好きだから」
心配をしていたが、ゲームセンターとなるとなんつーか、心配するのが損だと感じる。不良とかには絡まれないだろうか・・・?いや、あいつなら大丈夫だ。
絡んできたら逆にそいつらの命が心配だ。
ほんと、権力が高い奴ほど不良に変わってくんだよな。
時計を見るともう夜の11時だ。女子中学生でもこんな時間まで遊んでいいのだろうか?
「お前もさ、妹として注意したりしねぇのか?」
真奈美は皿洗いを終えたのか、テーブルに戻ってきた。
「別に、お姉ちゃんだって一人になりたい時だってあるし。尾崎君に言われる筋合いはないよ」
なんか怒らしてしまったらしい。
俺はごめんといってテレビへと意識を集中した。
夜十二時へ回った時、奈津美が帰ってきた。
それも疲れた顔をしている。
「あ・・・、あんたまだいたんだ。・・・真奈美、疲れたから・・・もう寝るね」
「お、お姉ちゃん、お風呂とかは?」
「うん・・。入る」
俺はそのあと、二人の就寝に邪魔にならないように自分の部屋へ戻って、眠りに就いた。
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