コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: お菓子な少女は名探偵!?-お菓子の力であまぁく解決ーッ♪*- ( No.2 )
日時: 2010/07/28 14:31
名前: セピア (ID: hAtlip/J)

第一章*芸能人の悪の華*


*キーンコーンカーンコーン…*




*ガラッッ*


「おッ菓子ーッッ♪**」

勢いよく教室のドアを開けた私 西森美蘭


『ヤダー、美蘭お菓子のコトばっかーッ*』

『そんなに食ってたら力士になっちまうぞーッ??』

クラスの皆がどっと笑う


「だってーッ、朝ごはん食べてくるの忘れたんだもんーッ;;」


私はちょっと…てか、かなり“お菓子”な中学一年生

とにかくお菓子を食べるのが大好きなんだぁッ*


あ!!、だからと言っておバカってワケじゃないんだからね!?、成績優秀スポーツ万能で完ペキなんだかr((バシィィッッ


「ッ痛ーッッ!!!!><、誰!?今叩いたの!!!!!」

すると私の目の前に、ハリセンを持った男子生徒がッ…って、

「悠輔ーッッ!!!!、またアンタね!?」

「なんだよ;お前が悪いんだろ、この小説を見てる方たちにウソを提供してんだからさ;;」

「だってーッ!!、一人でも私を優等生キャラだって思い込んでもらったらラッキーじゃーんb*」

「Σ悪に満ちてっぞお前!!;」

こんの生意気な男子は城ヶ崎悠輔、私のクラスメイト

…まあ残念なコトに成績優秀・スポーツ万能、おまけに家が宝石企業を営んでて、別荘が世界に56個散らばってるとかそうじゃないとかってウワサもチラチラ


…このひにくれた性格直したら完ペキなのにねーッ…


とか言ってる傍から女子に大人気で…

…最近の女子はどうかしてるね、うん


「お前は勉強もスポーツも全てにおいてダメダメだろ??」

意地悪な笑みを浮かべた悠輔が言う

「だってぇーッ、こーんな難しい勉強なんかしたって人生になんの得があんのよぉーッ!!!!」

典型的ダメ生徒の愚痴。

「正解をだすことが目的じゃねーだろ、論理的思考を養う過程こそが大事だろ」

模範的回答。

…まあさ、コイツに勝てるトコロなんてひとっつもないけどさぁーッ…;;






















…ん??














なんか廊下からバタバタ足音が聞こえる…















「美蘭サマァーッッッ♪**」

何者かがギュッと私に抱きついた


あ、このパターンもしかして…


「あ、やっぱり!!アンジェラじゃーん♪*」

「美蘭サマ、今朝モオ美シイーッッ…*」

彼女はマリアージュ・ジョルディア・アンジェラ、先月この聖・美桜学園に転入してきたフランスからの転入生


まあ見かけは正真正銘の美少女だけどさ、性格が…;;


転入直後私を見て一目惚れしたらしい……;

だから美蘭“サマ”とか言われちゃって…


「悠輔サン!!、美蘭サマニキツクアタラナイデクダサーイ!!、何カモンクデモアルンデスカーッ!!?」

「Σ何故に逆ギレッ…!!!;;」

「美蘭サマヲキズツケルンデシタラ、コノアンジェラガユルシマセンヨーッッ???」

「Σうわあああぁぁぁッッ!!!!;;」

Σわーお…皆様には決して見せられないような状況になっておりますよ…;;















     ——————————



凸凹トリオに事件が訪れる…!?



*続く*