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Ｂｙ　拓真


あの〜〜やろ〜〜・・
わざと二人きりにさせやがったなっっ!!

後で、覚えてろよっっ!!

・・・

『あのさ・・!!』

同時に行ってしまった・・

「さっ・・桜井君からでイイよ・・」

「いやっ・・長谷川さんから、言っていいよ・・」

・・・・・

少し沈黙が続く・・・

でも、俺から言うつもりはない・・・

直も続く沈黙・・

耐えきれなくなったのか・・
彼女から打ち明けた───

「さっきは・・ごめんなさい!!!　あたし、そんな事だとは思わなくて・・・・」

そんなすんなり言われるとな・・
へこむんだけど・・っっ!!

「あたし、恋愛とかに関心がないって言うか・・・した事無いから・・よく分らなくて・・・その・・」

まだ、彼女は続ける──

「・・・・・・あたしを好きになっても、後悔するだけだと思うんだ・・　だから・・あきらめて方が・・」

「僕は好きだよ　長谷川のこと・・」

あきらめる?
ふざけんじゃねぇよ!!

彼女は下を向いて、頷いた

「・・・あたしみたいな人を好きになってどうすんのさーー・・・・・・・・他に居るでしょ?　もっと可愛い人　地味なあたしの事・・早く忘れて、新しい人見つけた方がいいよ・・・・」

なんか・・ムカついて来た

「じゃあー聞くけど・・長谷川は僕の事どう思ってるの？　一人の男として聞くけど・・・・」

単刀直入に聞いてみる
すると・・・

「・・・・嫌いじゃないけど・・」

もう・・いいよ

俺は、彼女の所へ駆け寄る──
そして──