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Re: 一ヶ月の初恋 コメント募集中!? ( No.155 )
日時: 2010/08/29 13:16
名前: ピーチ (ID: KDFj2HVO)

えぇ・・っと…

この場合、どうしたらいいのかな…。

「こっ…琴音、あんた“真城リオ”ちゃんと知り合いなの!?!?」

沙羅が、横で呆然と立ちつく…。

あたしは、大きく首を振る…直も“真城リオ”さんは離れようとしない…。

すると、さっき車のドアを開けた、黒いスーツを着た男の人が、無理矢理抱きついている“真城リオ”さんを離した…。

「リオお嬢様、ご迷惑かと…。 申し訳ございません、私“真城リオ”の専属マネージャー&執事をさせて頂いている、“高橋”と申します。 今ほどは、ご迷惑お掛けし、申し訳ございませんでした…。」

長々と、お詫びしてくれた…マネージャー&執事の“高橋”さん…

「いえっ、大丈夫です!! こちらこそ、そちらの事よく分らなくて…スイマセンでした…。」

あたしも慌てて、謝る…。

「大丈夫よ…気にしないで!! 改めてうちの名前は、真城リオ よろしくね☆」

あわわ・・絶対根に持ってる…。

満面の笑みだけど、ちょっと怖いかな…。

「琴音、リオ先輩はモデルなんだよ!! ほら、この前貸してあげた雑誌の表紙飾ってたでしょ!? モデルの仕事が大変で、なかなか学校に来れ無いんだって…。」

…っと沙羅が小声で言う。

雑誌…?? 何だっけ…よく思い出せないけど…。

「琴音ちゃんって言うんだ…可愛い名前だね!! 隣りに居るのは…?」

びくびくしながら、沙羅が言う…。

「あっ・・葵沙羅です!! 毎月、リオ先輩の雑誌買ってます!! 琴音とは小学校の頃からずっと一緒で…凄く頼りになる子なんです!!」

ガタガタしながら、自己紹介した沙羅…。

「ありがとう、応援してくれて!! 一緒に学校行こうか!」

沙羅は今にも倒れそうなくらいふらついていたが、周りがざわめきながらようやく学校の中に入ることが出来た…。



学校に入るのに、こんなに時間かかったなんて…

初めてだよ……。