コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 一ヶ月の初恋 コメント募集中!? ( No.58 )
- 日時: 2010/08/04 14:14
- 名前: ピーチ (ID: MMm5P7cR)
By 拓真
はぁーーー・・疲れた
なんで、こうなるかな・・・
シャワーを浴びた後、ソファーに寝転ぶ
ここは俺の部屋
マンションの最上階
わけ合って、今は一人暮らし
気付いた人もいるかもしれないけど、家の中では「俺」だよ?
その事を知ってるやつは、優雅だけかな・・
そんな事より、どうすればいいんだ?
これ・・・
テーブルの上にある、携帯・・
「掛けるべきか・・掛けないべきか・・・」
つい、成り行きでアイツからメアドを聞いちゃったんだっけ・・・・・??
ソファーから起き上がり、携帯電話に手を伸ばす・・
「いやっ・・だめだ・・・掛けたとしても、話題がなきゃ、迷惑だろうし・・・・でも、せっかく聞いたんだし・・」
何してんだ・・? 俺は・・・
こんな広い部屋で、自問自答してんだ・・
携帯電話を開いて、アイツの電話帳を捜す・・
「あった! だがどうする・・なんか話題・・」
携帯電話をしばらくいじっていたが、なかなか電話キ—を押せない・・・
だが・・
ポチッ・・
「しっしまった!! 手が勝手に動いたっっ!! 」
まだかからないな・・
コールブザーが鳴っている・・・・
その間に俺は必死に話題を考えてる・・・
──そして
『もっ・・もしもしっ!?』
彼女の声だ・・
また聞けた・・嬉しいけど・・・どうしよう
『たっ・・・・桜井君だよね・・・ どうしたの?』
・・・・だっ・・ダメだ・・何の会話したらいいか
全然出てこない・・
──頭にふと浮かんだ話題・・
「そうっ、お・・ゴホンッ 長谷川さんっ!! ごめんね急に電話なんかして・・ 今日はごめんね、鞄間違ってしまって・・・」
とりあえず、今朝の事を謝る
すると、彼女は──
『だっ大丈夫だよ! もう、学年違ったらどうしようかと思ったけど・・ちゃんと返せて良かった 桜井君は、どうしてあたしだって分かったの?』
その言葉にビクリと反応してしまう・・
言えない・・鞄の中には言ってた生徒手帳を見た・・・だなんて
言ったら・・・・嫌われるよな・・
「たったまたまだよっ!! たまたま隣りに居ただけ」
っと・・嘘をついてしまった・・
「長谷川さんは? なんで僕だって分かったの!?」
彼女が応えるのに、少し間があった・・
『あっ・・あたしも、たまたまかな・・』
かなり、あどけない応え方だな・・
「それじゃ・・また明日・・」
これ以上、電話をしていても話が続かないことを予想して、俺から電話を切ってしまった・・・
「うわぁ・・・Tシャツびしょびしょだ・・・また、シャワー浴びてこよ・・・」
一回目よりもほぼ、水に近いような・・・・
それぐらい、僕の体内は暑かった