コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 一ヶ月の初恋 コメ下さい!! ( No.94 )
- 日時: 2010/08/07 18:02
- 名前: ピーチ (ID: Rn9Xbmu5)
By 琴音
「どっ・・どうしよ〜〜〜」
さっきの告白事件から、もうすぐ一時間が経つ
長谷川琴音・・重大な罪を背負いました・・
「琴音・・あんたさっきからその態勢よね・・ 疲れない?」
ここはあたしの部屋
部活が終わったので、沙羅が家に来た
あたしは隅っこの方で、さっきのあやまちを必死に後悔してますっっ!!
・・・・っ?
・・・・・・・・っっ??
「ちょっと待ってっっ!!」
いきなり立ち上がったあたしの行動に、目を丸くする沙羅・・
「どっどうしたのよ・・琴音 いきなり・・・」
沙羅の元へ駆け寄る・・
「あたしって・・桜井君の事好きなの?????」
沙羅は何やら期待していた見たいだった・・
沙羅は大きなため息をついて、はっきり言った
「好きなのっっ!! ホンっト、自覚症状が無いんだからーー!! 琴音は、恋愛経験無さ過ぎなんだって!! いい? ロッカーでの“長谷川さん、付き合って”は=“告白”でしょう!? それをあんたって子は・・・男の子の必死の告白を・・・」
さまざまなフレーズの言葉があたしの心臓に矢が刺さる・・・
「・・・・・でっでもさ、桜井君・・告白するんだったら責めて“僕”を使ってくれなきゃ・・・ 初心者のあたしには・・わっ・・」
最後の言葉を言おうとした途端、とうとう沙羅の頭には、雷が落ちてしまったようだ・・・
「分からないだって〜〜??? 高校一年生にもなって、そんな事も分からないのかぁーーーー!?!? 特体制でこの高校に入ったんだろー—が!! そんな、事も分からないのかい??」
沙羅の後ろには、怒りのオーラが漂っている・・
もう、あたしが知ってる沙羅はここに居ない・・・・
「あっそうだっっ!!」
いきなり変った沙羅の性格・・何をする気だろうか・・・
「あっもしもし? 優雅〜あたし!! 今何処居る!? うん、じゃー今からそっち行ってもいい?? ホント!?
ありがとう うん、じゃーコンビニで!! またね!!」
なんだ・・優雅君に電話したのか・・
でも、なんで“今からそっちに行ってもいい??”なんだろう・・
すると、急に沙羅は部屋を出ようとする
「あれっ? 帰るの?? 送ってく・・」
いつもの沙羅なら、遅くまで居て夕御飯を一緒に食べていくのに・・どうしたんだろう
再び、沙羅の背中に暗黒なオーラが出る・・
「琴音、今から拓真君の家に行くから準備しなさいっっ!! さっきの事ちゃんと謝って、今の自分の気持ちを伝えなさいよっっ!!」
何をしようかと思えば・・そんな事ですか・・
「・・てっ・・えっ!? なんで、拓真君の家に行かなきゃならないのよ!!」
すると、後ろ姿になっていた沙羅が鼻で笑い、こちらを向いた
「決まってるじゃない・・お仕置きよっっ!」
今度は・・あたしの頭に雷が落ちてしまった