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Ｂｙ　拓真


「あ〜〜〜あ・・　あれ何してんの？　掃除なんかしちゃって・・」

仮眠をとって俺の寝室で寝てた優雅が大きなあくびをしながら、部屋から出て来た・・

「こんなに綺麗なのに、掃除する意味あんの??　何々??　こんな広い部屋でやましい事しよって言うんじゃないよね!?　」

ギクッッ・・・!!

「えっ・・何、図星!?　それはいくらなんでも、まずい気がするけど・・・　そこまで考えてたのか・・拓真君・・いやらしい〜〜!!」

堪忍袋の緒が切れる──

「うるせーーっっ!!　そんな事考えてねぇし・・アホかっっ!!!　ってか、どっからどう見て、俺が掃除してるって、思えんだよ!!　寝言は寝て言えっっ!!」

ったく・・俺が机で珍しくお勉強してんのがそんなに目に入ったか・・・

「まぁーまぁー・・そんなにカリカリしないの〜〜!!
冗談に決まってるでしょう!?　拓真が掃除嫌いって事ぐらい、もう分かってるから〜〜!!」

なんか・・ムカつくなその口調もセリフも・・・

そういいながら、優雅はキッチンへと向かった

・・・

あれっ??
何してんだ・・あいつ・・・

いつもだったら、冷蔵庫からコーヒー牛乳を持って来て、お気に入りのソファーに座って飲むはずなんだが・・

試しに、キッチンに向かって見る・・
すると──