コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: それでも好き 書き直し* ( No.6 )
日時: 2010/07/31 17:32
名前: 優衣香 ◆61VSp9/g2M (ID: 4m8qOgn5)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

第六話

「あのさ、藤井優羅。このあと水族館一緒に行かない?」

えっ?!ちょ、心の準備がぁ〜。整うよぅ〜…。

ってか、フルネーム!もうちょっと普通に呼ぼうよ…。

「あと、こいつらも一緒にいい?ね、優羅ちゃ〜ん」

なんだよ、なんだよ。

大洋がこんなこと言うはずないけど、大洋が言ってるも—ン!

なんだよ、運命の馬鹿!

って、正体はIさんかよ…。

なんだよ〜ッ!

「えっと、このうるさいやつが変装してるけど、桐野 瑠夏だ」

えっ…あー!瑠夏も抜け出して変装したんだ!

「るーかぁー…瑠夏!邪魔しないでよねッ」

「邪魔するわけないじゃん、邪魔なんて…ね」

怪しい。

怪しいぞ、瑠夏ぁ。

「ま、こんなやつほっといて二人でいこっか」

わあ〜、う・ん・め・い・だぁー♪

そしてそして、ここでハートマークが使えたら使ってるのになぁ。

そしてそして、これはデートだぁ。

「さ、早くいこっ」

「まぢで?」

…っていうか本当にまぢなの———?!