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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: それでも好き 書き直し* ( No.13 )
- 日時: 2010/07/31 17:34
- 名前: 優衣香 ◆61VSp9/g2M (ID: 4m8qOgn5)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode
第十三話
「あと、もうひとつ、実は…なんだよな。父さん」
「そうそう、あれだよな」
え?何?まだ秘密があるの?秘密ってなに?
「教えてほしい?」
そう聞かれて、あたしはこくりとうなずいた。
「それはー、優羅の好きな大洋クンは、残念ながら家族でぇーす」
「好きじゃないし!あんな奴ッ」
っていうか、父親ふざけすぎ!よりによってこんなウソつくなんて…。
……あれ?
この小説には、何人人出てくるんだっけ?
もしかして…誰かの変装?!
それとも、架空の人物?!
そういえば、隣にいたはずの瑠夏がいない。
「はーい、瑠夏ここにいるよぉ?」
ん?お兄ちゃんがいない…
「兄ちゃんはいるよ〜」
今度は瑠夏がっ!
「…瑠夏=お兄ちゃん…じゃない?ねっ、瑠夏!」
あたしがこういうと、瑠夏はギクーッ!まいりましたっ!っ的な顔になってた。
(瑠夏がホントに心のなかで思ってると思う)
「さしすせそんなことない!」
なんで、『さしすせ』まで言ってんの?
それ、きっと、図星…だと思う。
「あ、図星かぁ☆」
と、あたしは言ってみた。
「だーかー…」
と、瑠夏は止まってごくりと息をのんで言った。
「そうだよ、優羅、当ったり〜♪」
こういいながら、クラッカーまで鳴らしてる。
そして、なぜかピエロの格好をして、玉乗りをしようとしてる。
そして、『誕生日おめでとう!』って…え!
「あの、冗談でしょ?」
あたしは、一瞬瑠夏が違うって言いたかった。っておっ持ったけど違うかった。
本当に、あたしの誕生日だったんだ!
「「「ハッピーバースディ、優羅♪」」」
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