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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: それでも好き 書き直し* ( No.14 )
- 日時: 2010/07/31 17:35
- 名前: 優衣香 ◆61VSp9/g2M (ID: 4m8qOgn5)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode
第二章 これが素直な気持ち
第一話
「「「ハッピーバースディ、優羅♪」」」
はぃ?!
「今日何日??」
「12月6日だけど…」
ん??え?
「……!そっか、んで、誕生日プレゼントは??」
あたしは、わくわくしていた。
プレゼントだ、けを、目当てに。
「え?ふつーそうじゃないじゃんっ!『ありがとぉ』で、終わりなはずなのに!〜〜なのに、おまえ、優羅ってやつはぁ〜…」
王子大洋には、完璧に飽きれていた。
『お前ってやつは、馬鹿だなぁ』と、言ってるみたい。
っていうか、もう言っている。
「仕方ないなぁ♪はい、誕生日プレゼント。」
そう言って、留美が誕生日プレゼントを差し出してくれた。
それは、大洋からのメッセージ。
手紙には、こう書いてあった。
『好き、ただそれだけ。
世界中のだれよりも
こんなこと、恥かしいから普段は言えないけど。手紙だから言える。
この気持ちは、ずっと変わらない。
だから、だから、付き合ってくださいっ!』
おぉ…、大洋の初敬語?!
手紙よりも、そっちに目が行くなぁ…。
んじゃ、あたしからの返事…もちろんおk。
口に出して言わなきゃ、『あたしも好き』って。
「大洋! あのね、手紙の返事だけど…」
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