コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 爆音長鳴!!はじけろ☆軽音部〔絶賛☆男子部員募集中!!〕 ( No.14 )
- 日時: 2010/08/19 14:24
- 名前: 紫雲 ◆nFgGo2zKeY (ID: CUrDDjil)
- 参照: もうすぐ夏休み突入!! 宿題終わらせなければ……^^;
story02 「新入部員っ!! あのぉ……、何でよりによって幼馴染ズなんでしょうか……?Part2」
「あの、楽器は何を?」
「えっと、僕はサブギターを担当しようと思ってます」
麗澄の問いに、狸が答える。
——お前みたいな奴がギターなんて弾けるのか?
なーんて、心の中で思ったりして。
というのは本人に秘密の話である。
「……今、僕みたいな奴がギター弾けるのか?、って思ったでしょう」
その言葉にギクッとなったのは、言うまでもない。
これでも怒っているのだろうか?
怒った顔も、これほどにも可愛くて良いのだろうか……。
あり得ない。あり得ない。
これは本当に男なのかぁぁぁぁぁぁぁぁっ!
女子から見れば恨まれるだろう。
だがこの愛くるしい顔が逆に効果的というか……。
そんなことを思っていると、再びドアが開いた。
「麗澄……音梨は居るか?」
次は奈採ではなく、麗澄の用があるようだ。
しかしこのパターンで行くと……新入部員だろう。
それに麗澄の顔はやけに嬉しいといった感じだ。
「やっぱり入部してくれるの?」
「あぁ。麗澄が入ってくれっていうから……」
「ありがとう、知世」
麗澄がニコッと笑う。
ドアをバタンとしめる音がする。
その直後、少年がズカズカと歩いてくる。
そして麗澄の前に立ったと思ったら言った。
「麗澄、ちゃんとギターで弾き語りできてんのか?」
もちろん周りは唖然としている。
いきなりの第一声。「弾き語りできてんのか?」。
ありえねーっ!
なんなんだよ、この部は! ありえねーことばっかじゃねぇーかよ。
……まぁ、それを作ったのがこの私なんですけど。
「……第一声がそれ?」
「あ? なんか文句でもあるのか?」
あぁ……、無自覚だ。
何故だろう……憎めない。
意味が分からないが、憎めない。
それが麗澄の本心といったところだろう。
「あは……。で、楽器は何n「ベース!」
……明らかに昔っから軽音部やりたかったんですモード。
どんなんやねんっ!
つーかなんで新入部員が幼馴染Z'やねんっ!
おかしいやろーがぁっ!
ってもう一度いいますが、こういう設定にしたの私ですよねぇー。
馬鹿だウチは。
まぁいいや。これから広がってくからっ!
というわけで! 後は、キーボードだけっ!
最終の標的は誰にっ!?