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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Enjoy Club 第3話『我ら、麗牙光陰——』(1) ( No.57 )
- 日時: 2010/08/31 23:31
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
——闇組織E・C
それは、生まれつき特異な能力を身に宿した者達が集結した、日本を拠点とする裏世界の結社である。
普段は何の変哲もない一般人。
しかし彼らは、その能力を認められ、ある“任務”をこなしていた。
その“任務”とは、政治家や警察の上層部、さらには国を治める重要人物達からの依頼を請け負うことである。そして任務の多くは、極秘の部類に入る、内密の文書・画像といったデータを守ること——
つまりは、
何らかの不都合で盗られてしまった極秘情報を、“盗り”返すことである。
そのような極秘情報を扱う人々の間では、闇組織E・Cの存在は当然のごとく知られているし、危険視されてもいる。
だが、彼ら能力者のバックには国の有力者たちが控えているため、表沙汰にはできない……。
ではこの組織は、具体的にどのように構成されているのだろうか。
この“闇組織E・C”という呼び名は組織全体を指すものであり、実はその中で今のところ2つのグループに分かれている。
そのグループとは、“麗牙光陰”と“月下白狼”。
組織に入った能力者は、上からの裁断でどちらか、あるいは新しいグループへと振り分けられるのである。今のところ、両グループの接触はなされていない。
そして、そんな彼ら能力者を組織し、現在も統治し続けている人物が、大崎影晴である。
彼についての詳細は、能力者の間でも未だ謎に包まれている。
そして、そもそもなぜ彼らのような能力者が現れたのか——
この組織はこの先どのような方向に進んでいくのか——
それを知るのは、組織の統治者・大崎影晴のみである————
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