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白神の剣 19 ( No.19 )
日時: 2010/09/08 17:03
名前: 皐月凪 (ID: VozPDcE.)

昼休み...
俺は、相沢と学食に来ていた...
周りは、飯を食いながら勉強している者がちらほら見受けられる...
「やっぱ、みんな特Aに入りたいんだな...」
「まっ、私は特Aだけどね」
俺と相沢のうしろに雫がいた。
「自慢かよ、俺も来週の試験で、特A行くからよろしく」
「山城学園て、平均高いのよ、無理無理!!」
「え、全国模試2位の俺でもか?...」
「ぜ、全国模試2位...!!」
「うん、去年の全国模試は、2位だった」
「わ、わたしだって12位だったのに...負けたわ..」
「雫、ドンマイ!!」
雫の肩を叩いたのは天宮さんだった。
「ねぇ天、私、去年学園一位だったのよ...もし来週の学力テストで、私の順位が天より上だったら......私とつき合って!!!」
「天宮さん...」
「ちょっと天宮会長!!!それは、私にも言えることよ!!」
ちょうど通りがかった、芽衣がいう。
「はぁ〜!?だって、あなた去年総合4位で超特待生落としたじゃない!!」
「今年は天がいるからがんばる!!!絶対負けない!!」
そして、放送がかかる...
「え〜、2年A組の相沢裕樹です...ここで、神崎天争奪イベントの開催を宣言します!!...来週行われるクラス分け学力テストで、みごと全国模試2位の天くんより順位が上だった方は、天くんとお付き合いする権利が与えられます〜...では、神崎天を愛するみなさん頑張ってくださ〜い」
隣に相沢の姿がない...あのやろー
「天は、いいの?」
「俺が一位とればいい話だろ、簡単なことだ」
こうして昼休みが終わった...
「おい、相沢お前なぁ〜」
「いいじゃんかぁ〜、どうせ一位はお前だろ」
「まぁな」
「自信過剰も程々にな、神崎」
廊下側に遠野がいた
「そういや、遠野って何クラスなんだ?」
「遠野は、試験の日休んで、Fクラスだ...」
「神崎...ちなみに言っておくが、去年の全国模試の一位は俺なんだぜ...油断すんなよな」
そう言うと遠野はA組から去って行った。
俺は背筋がぞっとするのが分かった...
「勉強しなきゃ!!!!!!!!!!!!!!!!」