コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- 白神の剣 29話 ( No.34 )
- 日時: 2010/09/15 17:13
- 名前: 皐月凪 (ID: VozPDcE.)
気づくと、俺たちの着ていた制服は無くなっていた...代わりにコスプレのような服装になっていた...
ちなみに俺は、剣士の服装...ちょっとカッコイイかも...
....ってなにいってんだ...俺
「皆さんが今着ている服装でわかると思いますが、それが皆さんの潜在能力に応じた服装です...詳しくどんな能力かお話しますと....」
俺→剣士
相沢→調合師
遠野→錬金術師
鮫ちゃん→結界師
司→召喚師
雫→剣士
梓→千里眼
芽衣→弓使い
唯→白魔術師
天宮さん→魔術師
凛→忍
琴美→分析師
........らしい....
「それでは、基本陣形を教えます.....ん〜この能力だと....まず、一番前に天と雫の剣士、その後ろに忍の凛、その後ろに魔術師の天宮さん、その後ろに弓使いの芽衣、で、ここから後ろには、結界師の鮫ちゃんに結界を張ってもらいます、そして鮫ちゃんの右に錬金術師の遠野、左に調合師の相沢、相沢の後ろに分析師の琴美、その横に白魔術師の唯、そして相沢と遠野の真ん中に召喚師の司、一番後ろに千里眼の梓を配置します.....」
....つまり、こうなるみたいだ...
敵
剣士(俺) 剣士(雫)
召喚された獣
忍(凛)
魔術師(天宮)
弓使い(芽衣)
------------------鮫ちゃん結界------------------
結界師(鮫ちゃん)
調合師(相沢) 錬金術師(遠野)
召喚師(司)
分析師(琴美) 白魔術師(唯)
千里眼(梓)
------------------鮫ちゃん結界------------------
......となるみたいだ...
「もっと、詳しく説明しますと...剣士が前線で戦います、その後ろの忍が戦士の攻撃の隙をみて、素早い攻撃をしかける...その後ろの魔術師が中距離の攻撃、後ろの弓使いが遠距離の攻撃、結界を挟んで後ろは、主に戦闘補助グループです...結界師の結界に守られている限り集中して取りかかることができます。調合師は、主に爆薬や薬、矢に使う薬品を調合します...錬金術師は、弓使いの使う弓を生成したり、剣士の刀を鍛えたりします...召喚師は獣を操り前衛のサポートをします...分析師は、敵の弱点の解析、調合の手引きなど、調合師と連携してやります...白魔術師は、前衛で戦闘している人の保護や回復など治癒を行います...そして、千里眼の梓は前方や後方の敵の数を把握し、みんなに伝えます........この陣形を以後『白神の陣』と呼びます、いいですね」
『はい!!!』
...俺たちはナナの的確な解説に賛同した。
「ナナってすげーなぁ〜」
「ええ、一応精霊やってますから///」
...どうやら精霊も褒めると赤くなるみたいだ...
「なぁ、ナナちゃんよ〜陣形とか理論とか分かったけど、俺らまだその能力とやらを使ったことないぜ...」
...ごもっともな発言だ、召喚師 司
「簡単ですよ、司さん、竜を召喚してください...」
「へ?...どうやって?」
「強く、竜を出したいと思うだけで出てきますよ♪」
「....よし、めんどくせーけどやってみっか...........リュウ、リュウヨ、デテキテクレ!!!!!!!!」
......突然辺りが暗くなり、天空から黒竜が出現した。
「す、すげー...想像した通りの竜がでてきた...」
「召喚獣は、召喚師の想像どうりのものがでてきます...命じれば火をはくことだってできますよ」
「よし、....ヒヲハケ!!」
...って俺らのほうにはくなぁ〜!!!
...黒竜の吐いた炎で俺らは死んだ、そう思ったが、結界で守られていたおかげで生きていた...
「お、俺、結界が使えるようになったっス〜♪...そうか、願えば使えるのか!!」
「みんなもやってみるといいわ...あと、司、どこに炎をはくかも指示しないとね...」
「すんません...」
...なんでも想像かぁ〜俺もやってみっかなって、剣士なのに剣がない!!
「ナナ、俺に剣がないんだけど...」
「わ、私も!!」
「...雫もねぇーのかぁー」
「それなら、そこに錬金術師がいるじゃないですか...」
...あっそうか、遠野を活用しねぇとな♪...
「お〜い遠野〜、俺と雫の剣作ってくれよ〜」
「まったく、こういうときだけ調子いいよな........えっと想像想像っと...」
...遠野の周りが黄金に輝く...
「ほら、天と雫の剣、できたぞ!!」
...俺の剣...とういより太刀...
「お前、なんで俺が太刀が使いやすいと言うことを...」
「ほら、あんときお前と一戦交わしただろ」
...転校初日のことか...