コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- 白神の剣 31話 ( No.37 )
- 日時: 2010/09/16 17:13
- 名前: 皐月凪 (ID: VozPDcE.)
...ナナが出してくれたのは、リンゴ、バナナ、ナシ、ブドウ、サクランボ、オレンジ、モモ、...とりあえず木になるものはすべてだしてくれた...
「うまい!!、うまいっス!!!」
.....どんだけ食うんだ鮫ちゃん...
みんなそれなりに食べているが、鮫ちゃんの食う量が尋常じゃない......
「鮫ちゃんその辺にしといたら...」
...唯が気遣ってくれている。
「それもそうっスね...あまりナナさんのフールーツうまくて、止まらなかったっスよ〜」
「鮫ちゃんらしいね♪」
...唯、鮫ちゃんのこと....
「みなさん、今日はこの辺で休みましょう...もう遠野さんの飛行船も完成間近ですし、明日には出発できるでしょう....明日のために体力を温存するのも、修行ですよ」
「ナナ、こんな草の上じゃ寝れないよ...」
琴美がいう...
「ああ、それならわたしが、木でベッドを作ってあげましょう♪...それよりなんか、琴美さんのしゃべり方変わってません?」
「それならよかった♪、私人見知り激しいだけで、もうみんなと仲良くなれたし問題ないです。」
....琴美って二重人格か...?
「...ではみなさん、離れてください..」
....たちまち、一軒の家が建った...
.......大工いらねぇ〜...
「すっご〜い♪」
....声をあげ喜ぶ女子達...
「ナナ天才!!」
...ナナを褒める男子達...
「さぁ、お入りください....なにも無いよりはましでしょう」
...中は木製で広く、ベットが12台置いてあり、それ以外は何もなかった...
「...外よりはましだよな...」
相沢が言う...
「ベッドは『白神の陣』の形式で配置しましたので、その順で使ってください♪」
....ってことは、隣に雫か///
「て、天...私が寝てる間に変なことしないでよ!!」
...ベットに横になっている雫が言う...
「...心配すんな、そんなことしねぇーから...んじゃお休み...」
....暗闇でよく分からなかったが、少々寂しげな表情をしていた気がした...
.........ん?なんだ?...俺の横で何かがうごいている...
「.....げっ、気づかれた...」
それは、雫だっだ...みんなに聞こえないように小声で話している。
「お前、なにしてんだよ...」
「...天が、襲ってこないから...私が襲ってるのよ...」
...矛盾してねぇーか...
「襲うなって言ったの雫だろ...」
「どんだけ鈍いのよ!!、襲うなってことは、襲えってことでしょうがぁ〜」
....アホだ、こいつ...