コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

白神の剣 32話 ( No.41 )
日時: 2010/09/17 13:58
名前: 皐月凪 (ID: VozPDcE.)

...俺は今、雫に襲われかけている...
「雫、お前に俺を襲えるのか?」
「うっ、うっさいわね!!!...私にだって襲えるわよ!!!」
あ〜...なんて会話してるんだ....
「俺だって男だ......いつまでもそんなことしてると、本当に襲うぞ...」
「いっいいもん!!」
......俺は、雫を自分のベッドから放り出した...
「痛っ、なにすんのよ!!」
「俺は、雫を大切にしたい...傷つけたくない......雫、無理しなくてもいいんだよ......俺はいつでも雫を思ってる......お休み」
.....雫は、俺のベットに入ってきて、俺の背中に抱きつく形になった...
「天.....ありがと....」
...雫が泣いているのを背中で感じた....俺は何も言わない...誰よりも雫を思っているから...


.......そして、夜が明けた
「おやおや〜、朝から熱いね〜お二人さん♪」
...目が覚めると、俺のベッドの周りをみんなで囲んでいた...
...俺の横で雫が寝てる...
......げ...まずい...
「お、おはよー...」
...挨拶してみる...
「なにが、おはよーよ最低ね天!!!」
...天宮さんが怒ってる..
「い、いや違う..これはだな...」
「言い訳しても無駄よ!!」
....雫が目を覚ます...
「おはよー雫、天になにされたの〜?」
「み、みんな...どうしたの?......天には何もされてないし、私が勝手に天のベッドに行ったのよ」
......みんな沈黙
「じゃ、雫と天はできてるってこと...?」
「ち、違うわよ!!!!昨日寒かったから、少し天のとこ行っただけで、ぜんぜんそんなんじゃないってば!!」
「ぷっ 雫ちゃんムキになってる、面白〜い♪」
...芽衣の言葉に一同爆笑!!!!
「わ、わらうなぁ〜!!!」
...口を膨らませ怒る雫///

「みんな、聞いてくれ!!!、今さっき飛行船ができたぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
....遠野が自慢げに言う。
「み、見たいっス!!」
「よし、みんな外に出ろ!!」
.......外には、超巨大な飛行船?があった...
...しかし、でかすぎる...軽く東京ドーム2個分はあるだろう......こんなのが飛ぶのか...?
「す、す、すごすぎるっス〜♪」
...涙を流し喜ぶ鮫ちゃん...みんなも驚きを隠せない様子だ...
「どうだ、俺の最高傑作!!!名前は『夢雲』...さぁ乗ってくれ」
....俺達は『夢雲』に乗り込む...
...中はとても広く、一つの街のようだった...って店あるし〜!!、なんか店員いるし〜!!
「おい、遠野なんで店まであるんだ?」
「俺の趣味...かな...」
「あと、その働いてる店員さんは、俺の召喚獣だから」
...司が言う...
「調合の施設や、魔導図書館もある、ヘアサロンや温泉もあるぞ〜」
「魔導図書館とか、誰が使うんだ?...第一そんなのどうやって作った?...いくら錬金術師でも無理だろ」
「魔導図書館は、天宮さんの要望だ...そして、ナナの力を借りて作った。」
「はい、わたしも協力しました、魔術師の天宮さんには魔導についてもっと勉強してもらわなければなりません...天宮さんでなく、天くんや雫さんにも言えることなんですよ」
「俺らにも、魔導が関係あるのか?」
「はい、あなた達が持っている剣に魔導の力を宿すことができます...あなた達が使っている、今の状態の剣は、『無』の状態、それに火の属性をつけることも、風の属性をつけることも可能になるんです」
「へぇ〜、なんか役にたちそうだな...あとで勉強してみるか...」
「はい、是非そうしてください!!」
「じゃ、みんなゆっくりしてくれ、俺は操縦室にいるから...あと梓、道案内頼む!!」
...そう言うと、梓と遠野は操縦室へと向かった...
「さぁ、どうすっかなぁ〜」
「天、なんか暇そうだな...よかったら、俺の召喚獣が経営してるレストラン行かない?...朝ご飯もまだだし......みんなもどう?♪」
「いいねぇ〜♪行こう行こう♪」...芽衣
「い、行きましょう」...琴美
「まぁ、腹減ってるしな」...相沢
「.....ついていくわ」...凛
「行こうかぁ〜」...唯
「しょうがないわね〜」...天宮さん
「い、行くっス〜♪」...鮫ちゃん
「どんなもんか確かめてあげるわ!!」...雫
「天はどうする?」
「行く行く!!!」
「よし!!じゃあ決まり!!!...こっちこっち」
....誘導する司...あいつ面倒くさくないのか...?
...そして目的のレストランに到着する...
「いらっしゃいませ〜」
...熊がしゃべってる..
「あっ、みんな驚かないでくれ、これは、召喚獣に会話機能をつけただけだから」
...司いつのまにそんな能力身につけたんだ...?
「では、こちらの席にどうぞ」
熊に案内され、俺たちは窓際の席に着く...
「.....ええ、まもなく『夢雲』は離陸します...」
...放送がながれた...
「いよいよね」
天宮さん...
...窓から、外をみる...だんだん地上から離れていくのが分かった...
「ご注文がきまりましたらお呼びください」
....熊はこの場から立ち去った..
...メニューを見る..至って普通のファミレスのメニューだ...
...みんな個々に悩んでいる...
「みんな、決まったかぁ〜?」
...司が言う..
「よし、決まったみたいだな...呼ぶぞ」
...司はテーブルの上のボタンを押した...
....熊がきた..
「ご注文はお決まりでしょうか?」
「えっと、俺...ハンバーグセット」...司
「私、とろふわ卵のオムライス♪」...芽衣
「わ、わたしも!!」...琴美
「かぶったね♪私も〜」...唯
「俺、チャーハンBセット」...相沢
「.....塩ラーメン.....大盛り///」...凛
「俺、焼きそばとチャーハンBセットと、醤油ラーメン特盛りで♪」...鮫ちゃん
「....わ、私...お子さまセット..////」...雫
『お、お子さまセット〜!!!?』
...みんな口をそろえて言う...
「な、なによ...お子さまセット頼んじゃ悪い?!!!...お、おまけのぬいぐるみ欲しいだけよ...///」
...雫それが欲しいのか...よし!!
「お、俺もお子さまセット!!!!」
『ええ〜!!!』
...雫のためだ...