コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 好きと言ってもいいですか?-終わりのある恋ならば- ( No.3 )
- 日時: 2010/08/25 19:09
- 名前: セピア (ID: 2v9NroYJ)
- 参照: 最近になって宿題が終わってないコトに焦り始めましたw
第一話*私にあるのは、借金と、絶望だけ*
10年も想い続けた人が、
突然、居なくなったら————…、
アナタは、どうしますか—————
私は——————……
*****
私の名前は水島葵 小学6年生だ
私の両親は昔、私を産んですぐに 離婚してしまった
そして私は、母親の手一つで育てられた
だけど———
*ガンガンッッ!!!*
「オイ水島ぁッ!!!!今日こそは払ってもらッからなぁ!!じゃなきゃこの家ぶッ壊すぞ!!!!」
……母親の、 多額な借金
母は働かない人だった、いつも祖母からお金を借り、生活してきた
だけど祖母が亡くなってから、母は焦りを感じ始めた
だけど仕事をするコトはなく、いろんなトコロからお金を借りるようになった
だけど、そのお金を返すコトは、一つも無かった
お金も底をつき、生きる意味が無くなった母は、
3年前に、自殺した
お葬式を挙げるお金も無く、誰も母の死を悲しんでくれなかった
家に来るのは、グレた借金取りだけ
「何度言ったら気が済むんですか!!!親の借金を子供が払うという義務は無いと、前にも言ったでしょう!?」
「そんなコト俺等に通ると思ったのかクソガキ!!!この家ぶッ壊されてもいいのか??ぁあ???」
「したければ御自由にどうぞ、でも、私がそのコトを訴えるコトによって、悔やむのはアナタ方のほうですよ」
「…ッ!!!!ハンッ!、親も親なら子も子だな!!
また三日後此処に来る、それでも金が集められなければ本当にぶッ壊すからな!!!」
そう言い放ち、借金取りがその場を去った足音が、ちゃんと聞き取れた
「……はあッ…」
私…、神様に嫌われてるのかな…??
学費もロクに払えないから学校にも行けない、6年間ずっと
食べ物といっても、コンビニで買う食パンの耳だけ、それが毎日三食
飲み物も、水道は止められてるし、そこらへんに捨てられた飲みかけのジュースとかだけ
……本当に、ツイてないなぁッ……
*続く*