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Re: 真白‐masiro‐ 東雲真白、史上最大の危機っ!?← ( No.238 )
日時: 2010/09/30 20:29
名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)

扉が開くとそこは————————…王国だった。


      『Where is here?』



—————……この状況、まずはどこから説明してもらおうか。

扉を開けて……

私の目に映るのは、大きな城。……それと、高層ビル。

振り返ってみると……出入口ドアもいつの間にか消えていた。



—————……自分、頭が狂ってるのかな……?

だって———……っ!!

七瀬家 (大豪邸) にある部屋のドアを開けたら、


目の前には城と高層ビルが……。



————……これって、絶対ありえないからっ!! 


「……久しぶりですね、沙耶王国」

私の隣で平然と呟いている沙奈ちゃん。

「……さーて、東雲とはお別れか」

沙奈ちゃんの隣で何か恐ろしいことを言っている七瀬兄。


「ふふふふっ…久しぶりね、あたしの国!! ここではあたしが神なのよっ!!」

そして……私の前に立ち、何かすごいイタイ事を言っている沙耶様。

そしてそして。七瀬達と比べて平凡すぎる私・東雲真白。

……今でも『コレは夢だと信じたい』と思ってる……私。

—————……このメンバーで何が始まるの?

——————……んで、ココはどこ?

———————……そもそも、ココってマジで七瀬の家?

訊きたいことや疑問はたくさんある。

けど……そんな事訊いてる暇は無さそうだ。……なんでか知らないけど。

「ほら、行きますよ? …東雲さん?」

なかなか歩き出そうとしない私を心配したのか、沙奈ちゃんが声をかけてくれた。


「う……ん、大丈夫……だよ……。」

私は苦笑し、沙耶様達の後をついていった。

「いい? 真白……あたし、沙耶様の言う事は何でも聞くのよ?」

相変わらず、イタイ台詞を吐く沙耶様。これについても……私は苦笑い。

そして沙耶様は……ふと足を止める。

そして、私の方を向き……言った。


「順応性を高めなさい。あるがままを受k……




「沙耶様あああ!! それ以上言うなああああああ!!」


確かに、今の状況にふさわしい台詞だけど……。

( 某アニメキャラの台詞ですbb by杏樹.← )


それからしばらく後……。

私と七瀬と沙(以下略) は、まだ長い道を歩いていた。

本当、不思議な感覚……
ココがどこだかわからないけど、まるで異次元へと繋がる道を歩いてるような気分だ……。

と、ふと沙耶様の足が止まる。……2度目だ。

そして沙耶様は、『それ』を指差し、大声で叫んだ。


「着いたわっ!! Mission1!! 七瀬沙耶城っ!!」



————……なんですか、七瀬沙耶城って。

見上げてみると、そこにはディ●ニーのシン●レ●城より大きな城があった……。





*沙耶編*続くっ!!←