コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: いちごみるくな恋模様+*実話*+ ( No.4 )
- 日時: 2010/09/02 17:42
- 名前: ゆか ◆r6Isza50.E (ID: F.0tKRfu)
「...どうっ?」
「あ、いーじゃんっ」
お母さんと一緒に制服チェック
そう...今日から私、中1なのです
入学式は体育館でやるみたいで...制服で
「はぁー...でも緊張する...」
「はいはい、行ってらっしゃい」
「行ってきまーす」
ドアを開けると強風
風で乱れたスカートと髪を直して再スタート
「入学おめでとー」
ピンクの紙に書かれたクラス表を眺めながら下駄箱に向かう
私のこれから通う学校では学年カラーというものがあって
今年は3年生は蒼、2年生は緑、1年生は赤という色
「えーっと..クラスは....」
「「あ...」」
クラスを見つけて下駄箱に向かうと小学校からの付き合いの
理緒がいた
「理緒ーっ」
「同じクラスじゃんっ」
「よかったぁ〜」
けっこう人見知りな私にはかなり強い味方だ
「しかも....アイツもいるし」
理緒の言う『アイツ』とは
私が小学1年生の時から中1の今までずっと7年間片想い
してきた「白根」
「えぇ?!嘘ー...ヤバっ」
「ま、良い機会じゃんっ」
2人でごちゃごちゃ話しながら教室に向かうと入り口に人が....!
「はい、名札でーす」
どうやらこの人が担任らしい
「「ありがとうございます」」
とびっきりの営業スマイルを添えて席へ向かう
〜5秒後〜
「もう嫌....」
「ひどくねっ?それ」
そう...私の隣は6年の時に同クラだった「真野」
「ま、俺人見知りだからさっ」
「そうは思わないなー」
真野のふざけた話に適当に呆れながら答えて行く
「そっけな!」
「だってつまんないんだもん...」
「ひでぇ!」
そう叫ぶと間のは他の男子の団体へ入って行った
私も席を立つと理緒の方に行く
「あ、はじめましてだねっ」
「よろしくっ」
あっという間に私達の周りに集まった女子、全員
〜10分後〜
「———でさぁ」
「まじで——?」
しばらくするとすっかり仲良くなっていた...
人間って不思議...
そう思いながらも内心はホッとしてる
キーンコーンカーンコーン♪
「はい、席についてー」
担任の先生はやっぱりさっきの女の先生
「またこの席...」
「いつからそんな毒舌になりやがったんだ..?」
私が呟いた言葉が気に障ったのかなんだかブツブツ言ってる
毒舌は生まれつきの自覚無しですよーだ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
しばらくして体育館に向かわせられる
チラッと横を見ると白根が前の人と話している
わーっ!横顔っ
最近の私は白根の顔を見るだけで顔が赤くなる
という変な症状が出て来ている
これじゃバレるのも時間の問題じゃん...
そう思いながらも入学式の話を適当に聞き流す
「お...終わったぁ〜」
「長いよねー..校長の話っ」
「だよねぇ〜」
やっと話が終わって一緒に話しているのは
ついさっき仲良くなった嘉穂と友梨
「もぅ背中痛いっ」
「制服もダルいし...」
「色々ヤバいねぇ〜」
そんなダラダラと話していると
トンッ
肩に何かぶつかった
「痛っ...」
そんなに痛いわけじゃなかったけど
なんとなく反射的に言ってしまう
「あ..悪ぃ」
「あ...大丈夫....」
私が謝った理由
それは相手が白根だったから
ちょっ...心臓が〜....
顔が赤く、熱を持っている事に気付いた
今顔真っ赤じゃん...
そう思たのも束の間
「佑香ってさぁ....」
「さっきの奴好きでしょ」
小声で話していても顔が赤くなる
「ち...っ...違うよ」
「嘘だぁ〜」
「顔に出てるじゃん」
「ぅ”....っ」
この後教室に戻り
放課後、理緒を待たせて取り調べを受けて30分———
「...好きだよ」
白状してしまいました
なんだか手伝うとか言って意気込んでるけど...
なんか怖い.....