コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: ————ねぇ、笑って。 ( No.10 )
日時: 2010/09/12 14:10
名前: 壱夏@ (ID: Dfaev/X/)
参照: http://__________________

@.003話

   家に着くと私一人。孤独な時間。
   傍に鞄を置くと私はベットに倒れこんだ。
   
   「連夜の好きな人、か...」
   何気に呟いた。そりゃ居るよね、普通。
   私はあの条件に一つもあっていない。ましてや可愛くなんて...
   
   今まで考えた事も無かった。考えたくも無い。
   連夜が私を置いてどこかに行ってしまうなんて。
   私ではない他の誰かと寄り添い笑い合うのだろうか。
   連夜、私は彼方が笑っていてくれればそれでいいの。
   私ではない誰かとでも彼方が笑っていてくれさえすれば———


     ねぇ、だから笑っていてね。