コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 星恋 ★ ( No.33 )
- 日時: 2010/09/23 18:01
- 名前: 苺羅、 ◆m.d8wDkh16 (ID: Z5Pq8gUl)
- 参照: http://happylovelife612.blog27.fc2.com/
第7話
そして、5月になった。
GWもあけ、今私は5月病真っ只中だ。しかし、月末になれば楽しいことがある。
それは、自然学校だ。
自然学校というのは、まあ宿泊学習みたいなもので、5泊6日、みんなと宿舎で過ごす。
今日は、その班決めの日であった。私は、今朝登校するとき、絵磨と一緒の班になろうと約束した。
「じゃあ皆さん、話し合って決めてください」
先生のその声に、皆は一斉にたちあがると、それぞれ友人同士で固まった。私は、絵磨のもとへいく。
そして、女子はあるリーダー的存在の1人の女子を囲み、話し合いがはじまった。
6人班で、人数の関係で、女子は2人となっている。男子は4人だ。
ちなみに、部屋の班は女子が6人ずつであった。
「部屋さーあと4人どうする?」
「う〜ん……まあ誰でもいいよ」
私の問いに、絵磨はそう答えた。
話し合いの結果、部屋の班では、私と絵磨、そしてあまり話したことのない女子4人と同じになった。
あとは、生活班のグループだ。これも、自由にきめていいことになっている。
好きな人がいる人は、その人のいるグループに、積極的に話しかけにいっている。
「ねえ香織! 丁度いいことに、姫吉と三井が一緒のグループだって! ねぇいこう」
私が「どこ?」といおうとしたときには、絵磨はもう、私の腕をひっぱっていた。
そして絵磨が、姫吉のグループに話しかけた。絵磨ってすっげー積極的……。
「ねえ、姫吉君たち! うちらと同じ班にならない?」
「……げ、絵磨……」
「うわ……望……」
絵磨は「いたのかよ」という顔をみせた。姫吉の他には、優志、望、森野がいる。
けどここで逃したら、話せるチャンスがない!!
「まあ別にいいよ」
姫吉はあっさりOKしてくれた。優志も同じようなそぶりをみせてくれた。
そのあと、生活班の役割をきめた。
「俺班長なるし!」
そういったのは望。普通は、班長というものは、皆が避けるものなのだが、望は自分から立候補した。
そして副班長が優志。優志も、立候補だ。
食事が森野と姫吉、保健が私と絵磨になった。
「これで決定だなー!」
望は、班長になったことが嬉しいのか、すごく笑顔だった。
隣には優志もいて、優志も嬉しいのか笑っている。
……なんだか、すごく楽しみ!!