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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 夕暮れ恋模様 +*実話*+ ( No.5 )
- 日時: 2010/09/22 16:11
- 名前: ゆか ◆r6Isza50.E (ID: F.0tKRfu)
第3話 いよいよ....
告白を約束してから1週間
「佑香さぁーん?」
「だ...だってさ....」
未だ告白できずにいます
「勇気さえあればいいんだから!」
理緒、友梨、嘉穂の3人に囲まれて攻められてます
「今日やんなかったら海行きだからね」
「そうだよ?13年で人生終わっちゃうんだよ?」
「悔い残したまま死んでもいいの?」
....本気で殺る気ですか!?
「...今日」
「「「ん?」」」
「今日の放課後言う....」
「「「そうこなくっちゃね」」」
3人でハモってニヤッと笑う
今日は金曜日だから部活が全部休みの日
チャンスは今日しかない
〜帰りの会〜
みんながざわざわと帰りの準備をして少し騒がしい
「白根...」
「あ?」
私は白根の席まで行って話をつける事にした
「放課後話あるから...図書室来てくれる?」
「あー...いいけど..」
「じゃ...待ってるから」
そう言って自分の席に戻る
「よくやったよ、佑香」
「ありがと..」
後ろの席の嘉穂に慰められるもまだ顔は赤いまま
「ま、頑張れ」
まるで人ごと...まぁ、人ごとなんだけど...
「はいはい」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「—————では、さようなら」
「「「「「さよーなら」」」」」」
一斉に挨拶をした後、私は急いで図書室へ向かった
ガララッ
図書室のドアを開けると、そこには白根の姿があった
「あ...」
「あ...」
なんとなく気まずい空気.....
「あのさ————」
私が重い口を開いた時、心の中で何かが変わる気がした
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