コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 巫女の少女と命使いと 参照五百突破です、これ死亡フラグですね ( No.103 )
- 日時: 2011/01/03 23:16
- 名前: 山口流 ◆v9R3ODctWg (ID: NhgkHXib)
- 参照: http://ameblo.jp/mekurumekunovel-blog/
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文字数オーバーです。
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この熊野郎……。
というわけで、短めの話+長めの話に分断されます。
時間が多少移っているので、あまり問題はないでしょうが。
* * * *
やはりというべきか、それでもというべきか。
例え世界を揺るがすようなぶっ飛んだ事柄であっても、たかだか俺一人程度の人間に起こった事象でこの世界に何ら変化が起こるわけでもない。
時間割という教員たちの話し合いによって決定された物に変動があって、急に本来今日提出するはずだった英語の課題が無くなることもない。
というわけで、存在を忘れていた英語の課題は、教科書がない事に気付いた瞬間に思い出し、啓樹の物を写して誤魔化そう計画を実行しようとしたものの、教師が入ってきた事であえなく破綻し、俺はねちねちとしてしつこい英語教諭に文句を言われるわけであるが、そもそも課題を提出する事は教師と生徒の間で交わされた契約と相違なく、ここで反論するのは逆ギレ以外の何物でもないわけで。
ならば俺はこの説教を甘んじて受け入れる以外に術はなく、俺と身長が大差ない女教諭に教卓の前で説教を受けているわけだ。
取り敢えず俺はこの教師の説教を右耳から左耳へ、いや左耳から右耳へ? どちらでもいいが聞き流しつつ、脳内で啓樹に如何にして代償を払ってもらおうかと画策していた。
ああ、恨めしいったらありゃしない。
英語の授業が終了した後、啓樹の所へ文句を言いに行くも、「気づかなかった君が悪いんじゃないか」と笑って言われ、まあある意味的を射ていたので文句を言う事が出来ず、言葉に詰まっていると次の授業が始まってしまったので、俺はトボトボと席に向かった。
啓樹は気づいていたのだろうが、地味にSなあいつらしいというか、それに「気づいていたんだろう」と言ったところでお得意の「嘘を本当に見せる力」でどうにかしてしまうと思うしな。
俺はあの状況に陥ったらどう転んでも説教だっただろう。
重要なのでもう一度言わせてもらう。恨めしいったらない。