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Re: 巫女の少女と命使いと 参照五百突破です、これ死亡フラグですね ( No.96 )
日時: 2010/12/24 22:28
名前: 山口流 ◆v9R3ODctWg (ID: NhgkHXib)
参照: http://ameblo.jp/mekurumekunovel-blog/


 吊り橋理論【つりばしりろん】

 吊り橋効果とも呼称され、極限状態の中における緊張感を同時に体験・共有する事が恋愛感情にまで発展するという理論。
 この理論で誕生した恋愛感情は多くの場合長続きする事はない。
 恋愛感情の変化ではなく、緊張感と興奮による脳の誤解・大脳辺縁系の異常動作と大差はない。

【自分の意見】
 では、この吊り橋理論によって芽生えた恋愛感情は無に帰するのか。
 違う。
 誤作動だろうが、異常動作だろうが、そこに一瞬でも存在した事実はあるのだ。
 それがたとえ勘違いだったとしても、その人の記憶には残る。
 本当の愛だと思った記憶も。
 ならば、例え自分が感じた感情が偽りの、誤りの、事実無根の、本来は存在していなかった物であったとしても。
 それは愛だと言えるだろう。

 ただし。それに価値がある事とは別の問題である。
 そんな単純な事により生まれるようなものならば、必要性も、価値も、殆ど無いだろう。

【結論】
 愛の価値は殆ど存在しえない。
 しかし。
 その人が愛であると感じる限り、それは愛以外の何物でもない。