コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: _____君がいた夏。 ( No.4 )
日時: 2010/09/26 13:51
名前: 美韶 ◆rZ2eD8bDs. (ID: 4aEPccTQ)
参照: ( できることなら、あの夏に戻りたい—。 )



   ____第1話。



 20XX年1月1日。





「美弥—!これ、まーくんからの年賀状じゃない?」

「は?何お母さん…あ、ホントだ。雅からの…」


 年賀状には、
  雅と飼い猫の写真があった。


「あれ、そういえば一年も雅に会ってない…。」


 一年前に見た雅は、
  昔より背丈が大きくなっていて
   幼い頃の面影なんてなかった…。



「ほら、美弥宛ての年賀状まとめとくから返して。」

「自分でまとめておくよ。」

「あ、そう?じゃあよろしくね—。」




 がちゃり。と自分の部屋に入り
  思いっきり、ベッドへ倒れこむ。



「なんか、雅が遠いよ—…」




 来月から、雅は東京へ行く。

  もう容易くは会えしない。




「バレンタインも渡せないな…」






 色々と考えていると、
 眠気が一気に襲ってきて
 私はそのまま夢の中へ落ちていった。







 ( 私は寂しくないと自分に言い聞かせた。 )
 ( I told myself that it was not lonely.)




                      ◆To be continued__