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Re: 生徒会長は俺の妹かよ!? ( No.10 )
日時: 2010/10/25 21:11
名前: 蜜柑 (ID: nMbYaRrD)

「なんだ?坂本?」
俺の勢いのある言葉に身を引いたか
・・・・馬鹿め!

「後ろ!後ろ!」
後ろには勿論何も無い・・・・
まあ、大抵の人間は見るだろう

「ん?なんだ?」

賭けた かいがあった・・・・。
今だ!・・・・今しか逃げれない!



ダッ(俺が 奴が背を向けた瞬間に走る)

その瞬間、奴が此方の動きに気づく

ダッ(奴が走ってくる)

距離は数十メートルはあったのに
すぐ真後ろにいる気がする・・・・。
さすが元ボクサー・・・・敵わないな・・・・。



だが・・・・この状況で俺の攻撃を
かわせるわけがない・・・・!

「記憶なくせぇぇぇぇ!!田挫咲ぃぃぃぃ!!」

俺は渾身の一撃を
奴の・・・・田挫咲の・・・・頭に・・・・。

スカッ・・・・。

そこには 田挫咲はいなかった・・・・。

「何故だ!?すぐ後ろにいた気がしたのに・・・・
田挫咲ぃぃぃぃ!!
何処だ!?」




俺が熱くなって奴を探している間に


何故か


俺の後ろが暖かくなった気がした・・・・。

・・・・後ろに熱気がたまっている・・・・。
俺の後ろに誰かいる気がする・・・・。


本能が告げている・・・・後ろに
・・・・奴が・・・・田挫咲がいる・・・・。
いや・・・・そんなことは無い・・・・。
たのむ!・・・・気のせいであってくれ・・・・!!



トントン(誰かが・・・・俺の肩を叩く)

俺の願いは散った・・・・。

体が鉛のように重くなった気がした・・・・。
本能でわかっている・・・・これは
死ぬかもしれない・・・・と・・・・。


「正当防衛だよな?」

いきなり後ろにいたはずの田挫咲が
俺の目の前に現れた・・・・・。




現役時代の構えを取りながら・・・・。



「え?・・・・先生・・・・。
あの・・・・その構えは何ですか・・・・?」

「無論、お前をぶっ飛ばす為だよ
まあ気絶はするとは思うが
大事に至らないようにぶっ飛ばしてやるよ

私に牙を向く奴がまだいたとはな・・・・・
いい傾向だ・・・・その勇姿 覚えておいてやろう
朽ち果てるがいい・・・・坂本ぉぉぉぉ!!!!」



「せ・・・・先生??何かの間違いですよね!?
待って・・・・ちょ・・・・待てよ
助け・・・・いやぁぁぁぁ!!!!」